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日本レース写真家協会、「その年一番のフォトジェニック」であるJRPAアワード大賞に「豊田章男氏(MORIZO)」

「日本のモータースポーツの発展、国際交流にも尽力」

日本レース写真家協会の「その年一番のフォトジェニック」であるJRPAアワードに選ばれた豊田章男氏

 日本レース写真家協会(会長:小林稔、略称:JRPA)は12月14日、「その年一番のフォトジェニック」を選ぶ「JRPAアワード」を発表した。2025年の「JRPAアワード」は大賞に「豊田章男氏(MORIZO)」選手、特別賞に「スポーツランドSUGO」が選出された。

 JRPAアワードは日本レース写真家協会に所属する63名のカメラマンによって選ばれる。2005年から始まっており、2025年が第21回となる。

モリゾウ選手としてニュルブルクリンク24時間レースなどに挑む豊田章男氏(提供:JRPA)

JRPA AWARD 2025『大賞』:豊田章男氏(MORIZO選手)【選出理由】

自らレーシングドライバーとしてさまざまなレース、ラリーに挑戦。スーパー耐久シリーズでは、カーボンニュートラルへの飽くなき挑戦の最前線に立ち活躍してきた。またトヨタ自動車会長として、ROOKIE Racing代表として、そして2025年から日本自動車会議所の会長に就任し、『クルマをニッポンの文化に!』をキーワードとして、日本のモータースポーツの発展、国際交流にも尽力した。また、その立場にも関わらず我々フォトグラファーに対しても多くのシャッターチャンスと、爽やかな笑顔を提供いただいた。

JRPA AWARD 2025『特別賞』:スポーツランドSUGO【選出理由】

1975年に国内有数のモータースポーツ・レジャー施設としてオープンし、今年で節目の50周年を迎えた。
その間、数々の二輪四輪カテゴリーの全日本選手権の開催はもとより、カート、モトクロス、スーパーバイクなどの世界選手権も開催。数々の撮影機会を提供していただいた。
JRPA AWARDは、記録や戦績だけではなく、むしろその競技に於いていかにフォトジェニックで、我々フォトグラファーの写心をくすぐる存在であるかで決定します。
競技スタイルや、立ち振る舞いが我々にとって魅力的であり、常に話題や撮影機会を提供し得る存在であり、“いかに「アツく」してくれるか”と言う視点で選ぶ賞です。
また我々の取材活動に対して紳士的な協力があり、親和的に接することができているなど、それらを総合的に評価したものです。

歴代受賞者:(敬称略)

第1回(2005年)大賞:服部尚貴、特別賞:伊藤真一
第2回(2006年)大賞:鈴鹿サーキット、特別賞:北川圭一
第3回(2007年)大賞:ヨシムラジャパン、特別賞:大嶋和也
第4回(2008年)大賞:松田次生、特別賞:石井正美
第5回(2009年)大賞:ホンダNSX、特別賞:青山博一
第6回(2010年)大賞:小林可夢偉、特別賞:伊藤真一
第7回(2011年)大賞:水谷勝、特別賞:アンドレ・ロッテラー
第8回(2012年)大賞:中嶋一貴、特別賞:中須賀克行
第9回(2013年)大賞:山本尚貴、特別賞:加賀山就臣
第10回(2014年)大賞:中嶋一貴、特別賞:亀谷長純
第11回(2015年)大賞:TEAM IMPUL、特別賞:ヤマハ発動機株式会社
第12回(2016年)大賞:KONDO RACING、特別賞:中須賀克行
第13回(2017年)大賞:横浜ゴム株式会社、特別賞:有限会社ハルク・プロ
第14回(2018年)大賞:TEAM KUNIMITSU、特別賞:成田亮
第15回(2019年)大賞:LEXUS TEAM LeMans WAKO'S、特別賞:サイドスタンドプロジェクト
第16回(2020年)大賞:TEAM SUZUKI ECSTAR、大賞:山本尚貴×牧野任祐
第17回(2021年)大賞:SUBARU BRZ R&D SPORT、特別賞:中須賀克行
第18回(2022年)大賞:TEAM IMPUL、特別賞:小椋藍
第19回(2023年)大賞:立川祐路、特別賞:佐々木歩夢
第20回(2024年)大賞:山本尚貴、特別賞:小椋藍