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ジヤトコ、モーターと変速機を一体化した電動アシスト自転車用ドライブユニットなど「CES2026」初出展
2025年12月24日 17:09
- 2025年12月12日 発表
ジヤトコは12月12日、米国ラスベガスで開催される「CES2026」(2026年1月6日〜9日開催)に初出展すると発表。会場では、電動アシスト自転車用2-in-1ドライブユニット、電動バイク用2速自動変速インホイールモータードライブユニット、移乗機構付き車いす「Lifmy(リフミィ)」の3製品が披露する。
電動アシスト自転車用2-in-1ドライブユニット
CES2026に出展する電動アシスト自転車用2-in-1ドライブユニットは、国内では自転車メーカーのホダカが2026年春に発売予定のモデルに搭載するもの。モーターと変速機を一体化したコンパクトな2-in-1構造で、スムーズな走行と力強いアシストを実現。アプリ連携によって、ユーザーひとり1人に最適な体験を提供するという。
電動バイク用2速自動変速インホイールモータードライブユニット
電動バイク用2速自動変速インホイールモータードライブユニットは、現在パートナー企業と協力し、まもなく市場投入予定のもの。ホイール内蔵型のコンパクトな構造と高効率な駆動性能で、都市部から山間部まで幅広い移動ニーズに応えるソリューションを提供する。
移乗機構付き車いす「リフミィ」
移乗機構付き車いす「リフミィ」は、国内で2026年初旬の発売予定のもの。介護する人とされる人の双方に配慮した設計を目指した車いすで、独自のリフト機構を採用し、移乗時の負担を減らすことを意図したもの。安全性にも配慮しながら、介護現場での使いやすさと利用者の快適な移動を考えて開発された。
ジヤトコは、CES2026への出展では「すべての人の移動を、もっと自由に」をテーマに、環境負荷の低減や高齢化社会への対応、都市交通の課題解決など、社会課題に応える新しいモビリティの価値を世界に向けて提案する。
CES出展について、ジヤトコ 常務の小川英二氏は「移動のあり方が変わる今、CESで未来のモビリティと社会課題解決に向けた私たちの取り組みを発信します。ジヤトコは、人やモノの移動が生み出す価値を拡げ、すべての人が自由に移動できる社会の実現を目指します」とコメントしている。



