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スズキ、2026年の二輪レース参戦体制発表 マシンはサステナブル材料をさらに増加

2026年3月27日~29日 開催
スズキが東京モーターサイクルショー2026で2026年の二輪レース参戦体制を発表

 スズキは、3月27~29日の日程で開催されている「第53回 東京モーターサイクルショー 2026」(東京ビッグサイト)にて、2026年の国内ロードレース参戦体制発表会を行なった。2025年と同様に全日本ロードレース選手権(JSB1000クラス)と、鈴鹿8時間耐久レースに出場することを明らかにした。

東京モーターサイクルショー2026のスズキブース外観

 チーム名は引き続き「チームスズキCNチャレンジ」とし、カーボンニュートラルを意識したマシン・チーム作りをコンセプトとしている。

発表会、冒頭のあいさつに立ったスズキ株式会社 二輪事業本部 二輪事業本部長 伊勢敬氏

 同プロジェクトは、スタートした2024年に鈴鹿8耐に参戦。2025年は鈴鹿8耐に加えて全日本選手権にもスポット扱いで全戦に参戦した。2026年は鈴鹿8耐はもちろんのこと、全日本選手権にも最初からフル参戦する。

2026年の参戦マシン

 鈴鹿8耐はライダー3名体制を予定しており、津田拓也選手とエティエンヌ・マッソン選手が決定済み。残る1人は未定。

 GSX-R1000Rベースのマシンに装備するサステナブルアイテムは、さらに増加した。燃料は2025年と同様100%サステナブル燃料とし、オイルも植物由来ベースのオイルを使用。タイヤ、カウル、フロントブレーキ、マフラー、ドライブチェーンなどで「環境に優しい」素材を用い、チームユニフォームも100%再生生地を使用している。

マシンに使用しているサステナブルアイテム
サステナブルアイテムの使用範囲は2年前と比べて大幅に拡大している

 2026年モデルでは特にカウリングにおける天然素材やエコ素材の使用率、使用範囲を拡大しており、カーボンニュートラルへと一歩一歩着実に近づいている。チームを率いるスズキCNチャレンジ プロジェクトリーダーの佐原氏によれば、2025年の鈴鹿8耐レースウィーク中の二酸化炭素排出量は、標準的なレース車両と比較して約2t相当も削減できたとのこと。

2025年の鈴鹿8耐では他と比較して約18%、2t相当もCO2排出量を削減できたという
スズキ株式会社 二輪事業本部 二輪システム制御設計部かつスズキCNチャレンジ プロジェクトリーダーの佐原伸一氏

 ライダーとして参戦する津田選手もステージに登場。津田選手は2025年のレースについて「表彰台を獲得でき、トップにかなり近いところまでいける速さを出せた」と振り返り、「今年の目標は昨年を超えること。環境にいいレース活動をしながらでも他のチームに勝てることを証明していく」と意気込んだ。

2026年シーズンに向けて意気込む津田拓也選手