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ダンロップ、元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手とともに2026年イタリアラリー選手権参戦

2026年4月3日 発表
右:ドライバー ヘイキ・コバライネン選手、左:コ・ドライバー パトリック・オーマン選手

 ダンロップ(住友ゴム工業)は4月3日、元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン選手とともに、2026年シーズンのイタリアラリー選手権(CIAR)に参戦すると発表した。

 CIAR参戦体制は、チーム名は「Gino Scuderia」、ドライバーはヘイキ・コバライネン選手、コ・ドライバーはパトリック・オーマン選手、参戦車両は「シトロエンC3ラリー2」。タイヤはDUNLOP DIREZZA「201R」「301R」を装着する。

 イタリア国内で最も格式が高い最高峰のラリーカテゴリーへの参戦については、ダンロップのモータースポーツ活動のグローバル拡大と、コバライネン選手のCIAR挑戦のタイミングが合致したことから、今回の参戦が決定したという。

車両:シトロエンC3ラリー2

 ヘイキ・コバライネン選手は「ヨーロッパで再びDUNLOPと協力できることを、とても嬉しく思っています。私はこれまでのキャリアの中で多くのタイヤ開発に携わってきましたが、イタリアラリー選手権はタイヤをテストするには非常に競争力の高い環境です。私たちは勝てるタイヤを生み出し、育てていきたいと考えており、全員の努力と献身があれば必ず実現できると信じています。シーズンはすでに始まっており、現状のベースラインを把握し、次に取り組むべき明確な目標も見えてきました。今回のコラボレーションを可能にしてくれたDUNLOPの皆さん、そして日本のファンの皆さまの変わらぬサポートに心から感謝しています!」とコメントしている。

イタリアラリー選手権(CIAR)

 欧州でも屈指のハイレベルな国内選手権として知られるイタリアラリー選手権は、全7戦すべてがターマック(舗装路)で開催される。ターマックラリーの本場であるイタリアならではの高速かつテクニカルなステージ構成が特徴で、精密なライン取りや高度なブレーキング技術など、ドライバーには極めて高い走行性能と判断力が求められる。

 また、同選手権は長い歴史を持つ名門イベントを多数擁し、欧州ラリー文化を支える重要なシリーズとして位置付けられている。そのため、世界ラリー選手権や欧州ラリー選手権で活躍するトップドライバーも数多く参戦し、国際的にも屈指の激戦区として高い評価を受けている。

 若手有望ドライバーがトップカテゴリーを目指す登竜門であるイタリアラリー選手権。ヘイキ・コバライネン選手のコメントでも語られている通り、メーカーやチームにとっては車両およびタイヤの技術開発を加速させる重要な舞台でもある。ダンロップとしては、世界最高水準のターマックラリー環境の下、実戦を通じて性能を磨くことができる世界で戦うための実力を養う最高峰のシリーズになる。