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トヨタ、従来式GRカローラのトルクを400Nmに向上するパフォーマンスアップグレードや、GRヤリス/カローラのパフォーマンスソフトウェアなど

GR Corolla Performance UpgradeとGR Yaris/GR Corolla Performance Softwareシリーズ

 トヨタ自動車が展開するスポーツカーブランドであるGAZOO Racingは5月11日、GRカローラのアップグレード商品「GR Corolla Performance Upgrade」と、従来の「サーキットモード」から進化したソフトウェアアップグレード「GR Yaris/GR Corolla Performance Softwareシリーズ」を発表した。発売は5月13日、全国のGR Garageにて発売する。

 GR Corolla Performance Upgradeの価格はハードウェアアップグレードを伴う関係から対象車種によって異なり、7万4580円~16万6232円。GR Yaris/GR Corolla Performance Softwareシリーズはソフトウェアのみだが含まれるソフトウェアによって異なり、9万9000円~26万5100円。

スマートフォンから各種設定が可能

エンジントルクを30Nmアップし、最新GRカローラと同様の400NmにするGR Corolla Performance Upgrade

 GR Corolla Performance Upgradeは、ハードウェアおよびソフトウェア変更による走りの味の進化を実現する、ハード&ソフト一体型のアップグレードサービス。

 対象車種は、2022年12月~2023年10月販売モデル(22式)、2022年12月発売 モリゾウエディション、2023年11月~2025年2月販売モデル(23式)のGRカローラで、最新のGRカローラ同等のパフォーマンスを実現するとしている。

 エンジンまわりでは、最大トルクを30Nm増やすことで370Nm→400Nmに向上。特にコーナー立ち上がりの加速で必要となる中速域でのトルクアップを実現する。2025年3月日本発売の進化型GRカローラ(25式前期)および2025年11月日本発売の進化型GRカローラ(25式後期)と同等になる。

 4WD制御モードもアップグレード。FRONT(前60:後40)、REAR(前30:後70)、TRACK(前50:後50)の3モードを、NORMAL(前60: 後40)、GRAVEL(前50:後50)、TRACK(前60~30:後40~70可変)の3モードとし、GR-FOURの前後輪の駆動力配分を変更する。4WDモードセレクトスイッチも交換し、モード名表記も変更される。

GR Yaris/GR Corolla Performance Softwareシリーズ

ステアリング設定など

 GR Yaris/GR Corolla Performance Softwareは、2024年8月よりサービスを開始している「サーキットモード」を進化させたものになる。「STREET」「CIRCUIT」「COMPETITION」の3種類のソフトウェアを新発売。専用のアプリを使って、走行シーンに応じたセッティングなどができるようになっている。

 対象車種は、GRヤリスでは24年4月~25年4月販売モデル(24式)と25年5月~26年3月販売モデル(25式)。GRカローラでは、25年3月~25年10月販売モデル(25式前期)と25年11月発売現行モデル(25式後期)。注意すべき点としては、GRヤリスの最新モデルである26式には対応しないこと。いずれ、対応するかもしれないが、発売時点では対応しない。

 調整項目は多岐にわたり、ステアリングアシスト、シフトタイミングインジケーター、四輪駆動力配分、クーリングファン風量MAX、アイドルアップ、アンチラグ、スピードリミッター、アクセルレスポンス、カップリングプレトルク、フラットシフト(6速MT車)、DAT設定(GR-DAT車)、競技用4WD設定が可能。

 競技用4WD設定はCOMPETITIONで設定できる項目になるが、競技での使用を前提としているため、導入後の車両の四輪駆動システムに関わる故障・不具合は、メーカー保証対象外となるほど調整範囲が広い。

 価格はSTREETが9万9000円、CIRCUITが17万3800円、COMPETITIONが26万5100円。各ソフトウェアからのアップグレード価格も発表されており、STREET→CIRCUITが8万2500円、STREET→COMPETITIONが18万2600円、CIRCUIT→COMPETITIONが10万円。