ニュース

アウディ、新型「Q3/Q3 スポーツバック」発表 約6年ぶりにフルモデルチェンジ

200台限定の「マットエディション」や特別仕様モデル「ローンチエディション」も設定

2026年5月19日 発売
標準モデル:550万円~628万円
限定モデル matte edition:778万円
導入特別仕様モデル launch edition:636万円~657万円
新型Q3(右)とQ3 スポーツバック(左)

 アウディ ジャパンは5月19日、プレミアムコンパクトSUV/SUVクーペ「Q3/Q3 スポーツバック」シリーズをフルモデルチェンジして発売した。価格は標準モデルが550万円~628万円、限定モデル「Q3 スポーツバック matte edition(マットエディション)」が778万円、導入特別仕様モデル「Q3/Q3 スポーツバック launch edition(ローンチエディション)」が636万円~657万円。

 日本市場では2020年以来の約6年ぶりのフルモデルチェンジとなり、第3世代となった新型Q3シリーズはデザイン、デジタル機能、効率性で大幅に進化したという。

空力性能と静粛性を先代モデルから大幅に改善

 エクステリアはワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーションとし、SUVの力強さとクーペの優美さを融合。八角形のシングルフレームグリルからテールライトに続くシャープな水平のショルダーラインや、初代quattroを彷彿とさせる力強いブリスターフェンダーが車両全体に躍動感と立体感をもたらした。

 SUVクーペのQ3 スポーツバックでは、低く流れるようなルーフラインがエレガントなシルエットを際立たせ、Aピラーから後方に向かって下がるルーフラインはQ3より約30mm低く、空力性能と美学を両立したデザインコンセプトを体現したものになっている。また、リアまわりではディフューザーが高めに配されたバンパーに統合されたほか、Q3シリーズすべてのモデルにスポーティさを強調するレッドブレーキキャリパーを標準装備した。

 空力性能と車両全体の静粛性は先代モデルと比べて大幅に改善され、空気抵抗係数(Cd値)は0.30で、音響快適性にも重点が置かれたという。

新型Q3

 インテリアはドアからダッシュボードまでを結び、ドライバーとパッセンジャーを包み込むソフトラップデザインが心地よく広がりを感じるコクピットを形成し、これまで上位モデルで採用してきたデジタルステージをプレミアムコンパクトセグメントで初採用した。11.9インチスクリーンのバーチャルコックピットプラスと、12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成されるMMIパノラマディスプレイは、ドライバーオリエンテッドな曲線形状のデザインで、視認性と操作性を高め、最新のデジタル体験を提供する。

 さらにステアリングホイールには、アウディブランドで初めて2つの新しいステアリングコラムレバーを採用。右側のレバーはシフトセレクターとして機能し、左側のレバーではターンシグナルとライトコントロール、ワイパー操作が行なえる。操作距離の短縮と高い応答性により、直感的な操作が行なえると同時にセンターコンソールの収納スペースを有効活用し、快適な室内空間を実現した。実用面においても前後にスライド可能な可変性の高いリアシートを備え、最大1386L(Q3 スポーツバックは最大1289L)のラゲッジスペースを確保している。

新型Q3 スポーツバック

 一方、パワートレーンは全モデルに高性能・高効率を両立するTFSIエンジンと、7速Sトロニックのトランスミッションを採用。Q3/Q3 スポーツバック TFSI 110kWには最高出力110kW(150PS)、最大トルク250Nmの1.5 TFSIエンジンを搭載し、高効率の直噴システムと気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(cod)で省燃費を実現。また、マイルドハイブリッドドライブシステムを採用し、加速時にモーターによるアシストを行なうことで走行性能をさらに高めたという。Q3/Q3 スポーツバック TFSI quattro 150kWには最高出力150kW(204PS)、最大トルク320Nmを発揮する2.0 TFSIエンジンとquattro四輪駆動システムを組み合わせ、スポーティな走りを実現する。

 サスペンションには2バルブ式電子制御ダンピングコントロールを採用。従来、高性能モデルを中心に採用されてきた技術となり、今回アウディのプレミアムコンパクトSUVで初めて導入したもの。縮み側と伸び側を独立して制御する2バルブ構造により、減衰力をより短時間かつ緻密に制御するとともに、独立したオイルチャンバー構造と逆止弁の採用によりオイル流路を最適化し、高い応答性と滑らかさを両立したという。なお、この構造のショックアブソーバーはe-tron GTに続き、アウディブランドとして2例目の採用になるとのこと。

限定モデル「Q3 スポーツバック matte edition」

Q3 スポーツバック matte edition

 Q3 スポーツバック TFSI quattro 150kWをベースとする「Q3 スポーツバック matte edition」は200台限定で用意され、純正マットペイント、マデイラブラウンマットを採用。マットカラーは、通常Audi exclusiveのみで選択できるカラーで、今回のフルモデルチェンジを記念し特別に導入したものになるという。

 さらにS lineパッケージ、ダークAudiリングス&ブラックスタイリングパッケージ、プライバシーガラス、およびAudi Sport製アルミホイール マルチスポーク Sデザイン ブラックメタリックポリッシュト&スモークドを組み合わせ、精悍なエクステリアを完成させた。

 またインテリアには、上質なレザーシートパッケージやナチュラルアンスラサイトのアメリカンホワイトウッドによるデコラティブパネルを配し、モダンなラグジュアリーを演出している。

「Q3 スポーツバック matte edition」は200台限定で用意され、純正マットペイント、マデイラブラウンマットを採用

特別仕様モデル「Q3/Q3 スポーツバック launch edition」

 新型Q3シリーズの導入を記念した「Q3/Q3 スポーツバック launch edition」はQ3/Q3 スポーツバック TFSI 110kW advancedをベースに、専用色のアローグレーパールエフェクトほか、タンボラグレーメタリック、グレイシアホワイトメタリックを用意。

 足下にはAudi Sport製19インチアルミホイール5アームダイナミックシルクマットグレーポリッシュトを装着するとともに、デジタルマトリクスLEDヘッドライトやプライバシーガラス、インテリアにはインプレッサムクロスを施したスポーツシートを備え、S lineさながらのスポーティな存在感を放つモデルに仕上げた。