モビリティランドは、遊園地「多摩テック」で、「グランドフィナーレ」を7月4日～9月30日まで開催する。

　多摩テックは、1961年に「自動車・オートバイの普及」を目的に開園した遊園地で、2009年9月30日をもって閉園することが発表されている。イベントでは、多摩テックの48年間の歴史を動画や写真、パネルなどで紹介。「スーパースカイライダー」など歴代の人気アトラクションを復刻させるほか、「動くイス」「ゴーカート」など園内に存在していたのりものを復元展示する。

　また、50ccの2輪車「モンキー」の原型となった「モンキーZ100」が多摩テックののりものとして誕生したことから、7月4日に園内のジョイフル広場から青空広場にかけて「Classic“モンキー”サンクスデー」を実施。歴代モンキーのパレードランや展示のほか、多摩テック初代所長であった高橋国光氏と、長谷見昌弘氏を招いたトークショーやサイン会も行う。加えて、7月26日には鈴鹿サーキットで開催される「“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」のパブリックビューイングも実施する。

　このほか、9月1日～30日までの土日曜日と祝日に開園時間を20時まで延長してライトアップを実施し、9月1日～18日までの平日には子供向けの交通ルールなどが学べるイベント「プッチ学習プロジェクト」を、9月19日～23日までオリジナルキャラクター「コチラ」のバースデーパーティーを開催する。また、9月30日20時からは多摩テックのフィナーレを迎える「グランドフィナーレプレミアム」を行う。このほか、限定グッズ販売や、開園当時の多摩テックの模様を再現した「昭和フェア」なども実施する。