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トヨタ・コニック・プロ、モジュール式移動スーパー車両「いちばキャビン」をフードストアソリューションズフェア2026に出展
2026年8月26日 18:18
- 2026年8月19日 発表
トヨタ・コニック・プロは8月19日、インテックス大阪で9月9日~10日に開催される「フードストアソリューションズフェア2026」に、モジュール式移動スーパー車両「いちばキャビン」を展示すると発表した。また、開発中の買い物特化型送迎サービス「このまちループ」の紹介も行なう。
買い物支援事業は、高齢化や人口減少の進行に伴い、その社会的な重要性が高まる一方で、利用者の分散による採算確保の難しさや、運営を担う人材・後継者の不足といった課題を抱えている。特に移動販売や買い物送迎などの取り組みは、地域住民の生活を支える重要な役割を果たす一方、事業者の負担が大きく、継続的な運営が課題となっている。
そこでトヨタ・コニック・プロは、課題を個々の事業者だけで解決するのではなく、地域全体で支える「共創の仕組み」と、トヨタグループの「モビリティ技術・サービス」を組み合わせることで、買い物支援事業の持続可能性の向上を目指すとしている。
展示ブースでは、移動販売の運営効率化を支援するモジュール式移動スーパー車両「いちばキャビン」と、買い物送迎の新たな仕組みとして開発を進めている「このまちループ」を紹介し、地域事業者との共創を通じて、それぞれの地域に適した持続可能な買い物支援のあり方を提案する。
移動スーパー車両「いちばキャビン」
車両・電源・コンテナ・冷蔵機をそれぞれ独立させたモジュール式の移動スーパー車両で、各機能を分離することで用途や運営環境に応じた柔軟な組み合わせを可能にし、移動販売事業者の運営負荷軽減と持続可能性の向上を目指している。
冷蔵装置にデンソーの小型モバイル冷凍機「D-mobico」を採用し、ポータブルバッテリを動力源とすることで停車中のアイドリングを不要とした。従来車両と比較して燃料消費量を約60%低減(自社調べ)するなど環境負荷の低減にも貢献する。
また、冷蔵機や電源を独立したモジュールとして構成することで、専用部品の使用や整備負担を軽減し、維持管理コストの低減を目指すとともに、各機能を分離した構造とすることで故障箇所の特定がしやすく、冷蔵機や電源の交換にも対応可能とし、修理期間の短縮と移動販売事業の早期再開を実現するという。
固定客を創り店舗収益の向上を目指す送迎サービス「このまちループ」
従来の送迎や移動サービスのように「何名のお客さまを運ぶか」ではなく、「いかに買い物機会を創出し、固定客を増やして店舗収益の向上につなげるか」という考え方に基づく買い物特化型送迎サービス。現場担当者の負担軽減と固定客づくりを支援するシステムを活用することで、買い物支援事業の持続可能性の向上を目指す取り組み。
現在、2027年2月の正式ローンチに向けて開発を進めており、今回の展示会ではコンセプトとサービス概要を先行して紹介する。今後はサービスの実証や事業化に向けた検討を進めるとともに、この構想に関心を持った事業者との連携も視野に入れつつ、地域に根ざした持続可能な買い物支援サービスの実現を目指すとしている。



