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豊田章男会長、トヨタのWRCマニュファクチャラーズタイトル獲得にコメント 「我々のチームの5人のドライバー全員にチャンピオンの可能性がある」

2026年のWRC開幕戦、ラリー・モンテカルロでデモランを行なった際のトヨタ自動車 代表取締役会長 豊田章男氏

 TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは9月13日(現地時間)、WRC(世界ラリー選手権)第12戦ラリー・チリ・ビオビオにおいて99号車 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組が優勝するなど1-2フィニッシュを達成。2026年シーズンのメーカータイトルであるマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

 トヨタのWRCマニュファクチャラーズタイトルは、6年連続となり通算で10回目。WRCの最多記録であるランチアと並んだ。

ランチアに並ぶ10度目のWRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得したトヨタチーム。現在、チーム代表代行を務めるユハ・カンクネン氏はランチアの名ドライバーでもあった

 この勝利について、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team会長でもあり、トヨタ自動車の代表取締役会長でもある豊田章男氏がコメント。マニュファクチャラーズタイトル獲得についてチームに感謝するとともに、「今シーズンは『熾烈なチャンピオン争い』という楽しみがまだまだ残っています」「我々のチームの5人のドライバー全員にチャンピオンの可能性があります」と、勝田貴元選手をはじめトヨタ勢の戦いに着目してほしいと語った。

 次戦は、10月1日から4日に開催される第13戦「ラリー・イタリア サルディニア」になる。

豊田章男会長のコメント

オリバー、エリオット、優勝おめでとう!

今シーズンは、貴元が前半戦で2連勝し、その後、エルフィンもセブも2勝目を挙げ、更にはサミが3連勝…。初戦以来、なかなか勝てずにいたオリバーたちは、苦しい気持ちでシーズンを戦ってきていたんじゃないかと思います。そんな彼らが、やっとチリで2勝目を挙げられて、本当によかったと思います。

そして、彼らのその勝利によって、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのマニュファクチャラーズチャンピオンが決まりました! ヤリ-マティ、ユハ、そしてチームのみんな、おめでとう! ありがとう!

支えていただいているファンの皆さま、一緒に戦っていただいているパートナーの皆さまにも感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

今までだと、この時期にみんなが日本に来てくれていました。メンバーの顔を見ながら一緒に勝利を喜べることが、この時期の楽しみでしたが、今年はそれができません。残念です。

しかし、今シーズンは「熾烈なチャンピオン争い」という楽しみがまだまだ残っています。我々のチームの5人のドライバー全員にチャンピオンの可能性があります。

我々は”純粋にドライバーたちに競ってもらうチーム”です。チームのみんな、残り2戦「ドライバーたちが思いっきり走れるクルマ」をよろしくお願いします。残り2戦、エルフィン、サミ、オリバー、セブ、貴元、みんながんばれ!

チーム代表代行 ユハ・カンクネン氏のコメント

 このチームでまたしてもマニュファクチャラーズタイトルを獲得することができて、本当に素晴らしい気分です。私はドライバーとして何度かランチアの王座獲得に関わり、トヨタが獲得した初期のタイトルにも一部携わりましたが、今こうしてこのチームの一員になれたことを心から嬉しく思います。チームの雰囲気と、全員が協力し合う姿勢は素晴らしいものです。それはドライバーたちも同様で、ステージ上では互いに激しく競い合い、最高の結果を目指してプッシュしますが、それと同時にお互いとチーム全体をしっかりと支え合い、良い関係を築いています。苦しい時期を乗り越えてのこの勝利は、オリバーにとって本当に良い結果です。彼に才能があることを私たちは常に理解していましたが、今回、見事な戦いを見せてくれました。エルフィンは今日、本当に素晴らしい走りを見せたにもかかわらず不運に見舞われてしまいました。しかしそれによって、サミとオリバーも上位争いに加わっているため、ドライバーズタイトル争いは引き続き興味深いものになるでしょう。