ニュース

フレックスの新ブランド「FLEX FOUND」発足 アルパインスタイルとのコラボで作り出される個性派マシンが登場

2026年9月11日 発表
フレックスの新しいブランドとなる「FLEX FOUND」の車両は、アルパインスタイルの「カリカ」と「ベアス」がベース車

 ハイエースやランドクルーザーの専門店である「フレックス」と、アルパインマーケティングが運営する「ALPINE STYLE(アルパインスタイル)」は、共同企画として新たなカスタマイズカーブランド「FLEX FOUND(フレックス ファウンド)」を立ち上げたことを発表した。

 新ブランドでは、昨今のユーザーがそれぞれ持っている多彩なニーズに応え、新しい価値を見つけて自分らしい1台に出会えるブランドになることを目指すとしている。

 今回ブランドの第1弾としてトヨタ「ハイエース」をベースとした「FOUND CARICA(ファウンド カリカ)」、そしてスズキ「ジムニー」をベースとした「FOUND BEAS(ファウンド ベアス)」の2モデルを製作。

 全国のフレックス販売店にて発売を開始することに合わせて、アルパインマーケティング本社にてメディア向け発表会を開催した。ファウンド カリカ、ファウンド ベアスともに価格などの詳細については、フレックスのSNSおよびWebサイトで公開される予定になっている。

ファウンド カリカ

ハイエースをベースにした「ファウンド カリカ」。新車および中古車がベースとして使用でき、4型後期~8型に対応
リアには専用エンブレムが付く

 ファウンド カリカのベース車両は、トヨタのハイエースで、新車だけではなく中古車をベースにすることも可能だ。対象となるのは4型後期~8型となっている。ハイエースの場合、新車購入が困難な状態なので、中古車ベースでの販売が中心とのこと。

 特徴は、オリジナルデザインのエクステリアパーツやカラーリング。専用パーツとしてはブラックグリルとバンパーを装着。さらにクラシカルで個性的な角型横4灯のフロントヘッドランプに変更。リアのコンビネーションライトも67ROKUNANAクラシックテールランプへ変更。そしてボディカラーは10種類から選べる。

 ボディカラー設定は、ベースカラーが「ホワイト」「ブラックマイカ」「アースカラー」の3色があり、それぞれに2トーンカラーなどの設定が追加されている。

 その基本モデルに対して、アルミホイールやローダウンなどを組み合わせたり、フレックスが得意とするインテリアのカスタマイズを組み合わせることで、自分だけのカスタム仕様車に作り上げられる。

ファウンド カリカのカラーバリエーションは10色
会場にはブラックマイカ+ダークグリーンの車両も展示。こちらはピンストライプの追加とローダウンもされている
2トーンカラーはハイエースのイメージを大きく変える印象を受けた
インテリアもカスタマイズ。注文時にいろいろと設定できる
ダッシュボードやステアリングもコーディネートされている
リアシート
ベッドキットが装備されている
カーナビゲーションは、アルパイン製の車種専用品として展開するビッグXを装着。こちらもオプションで選択できる
ルームミラーもアルパイン製デジタルインナーミラーに変更。こちらもオプション

ファウンド ベアス

スズキの「ジムニー」がベースの「ファウンド ベアス」。ジムニー以外にもジムニーシエラ、ジムニーノマドの設定もある。対応可能なのは1型~4型
テールゲートに追加される専用エンブレム

 ファウンド ベアスのベース車は、ジムニー、ジムニーシエラ、ジムニーノマドが対象。専用装備としては、フレックス ファウンド専用のブラックグリルとバンパー。そして個性的な角型ヘッドランプが組み合わせられる。さらに「FLEX FOUND」のロゴエンブレムがリアに装着される。

 ボディカラーは純正色がベースになるが、それらをベースに塗り分けやストライプを追加するなどのカスタマイズの相談も受け付けているので、より個性を出したい場合はこちらのサービスも利用できる。

ファウンド ベアスのカラーバリエーション
インテリアもカスタマイズ済み
リアシートのカバーもコーディネートされている。シートカバーの装着で雰囲気はずいぶん変わる
カーナビはジムニー専用のビッグX。デジタルインナーミラーを装備
天井に装着するルーフスピーカーとドアウーファーの組み合わせとなるメティオサウンドを装着している。こちらもアルパイン製で車種専用設計となっている

コンセプトや販売について

アルパインマーケティング 取締役イノベーション担当の西田敬氏

 今回の発表会では製品のコンセプトや販売展開について、アルパインマーケティングとフレックスの担当者より説明があった。

 最初に登壇したのは、アルパインマーケティング取締役 イノベーション担当の西田敬氏。西田氏は「フレックスさまと弊社が手を取り合う。このプロジェクトは、お客さまにとって、たくさんの選択肢がある中で、自分にぴったりのクルマを提供するものとなります。今日はその新しい価値を提供する一歩目になればいいなと思っています」とあいさつ。

フレックスの執行役員 新田達路氏

 フレックスは現在、ハイエースを扱う店舗が26店舗、ランドクルーザーを扱う店舗が10店舗、両方を扱う店舗が3店舗の計39店舗を展開。現状でも店舗数は多いが、フレックスは今後も新規出店を続けていく姿勢であり、そのために新しい商品を必要としていたそうだ。そうしたことが今回のアルパインマーケティングとのコラボレーションにつながったとのこと。

 また、フレックスはユーザーごとのライフスタイルに合わせたクルマを提案しているが、その中で感じているのが、価値観が多様化していることだという。

 そのような変化を肌で感じたことからフレックス 執行役員の新田氏は、「ニーズに合わせてさまざまなサービスや取り組みを行なってきましたが、そもそも我々が販売するクルマは単なる移動手段ではなく、デザインだったり、趣味だったり、アウトドアだったり、家族との時間を楽しむもの、自身のライフスタイルを表現するものであります。そこでこれまで以上にお客さまのニーズに応えていくため、フレックス ファウンドをスタートさせることになりました」とブランドの誕生理由について説明。

 続けて「ファウンドという名前の由来ですが、これはフレックスが世の中にある魅力的な商品、デザイン、ブランドなどを発見していくこと、お客さまが自分に合った1台を発見するという2つの意味を込めたものとなります」とブランド名に込めた思いを語った。

 その取り組みのパートナーがアルパインスタイルだが、新田氏によると「遊びやライフスタイルをデザインする部分は、フレックスが長年大切に考えてきたことと一致します。そこでお互いが組むことでプラスアルファのものづくりと品質へのこだわりが可能になると考えたことが最大の理由となっています」と説明した。

フレックス 自動車事業部 次長の照井悠太氏は車両の特徴について説明を行なった
フレックス 自動車事業部エリアマネージャーの田川和馬氏は販売促進とプロモーションについての説明を行なった
フレックス ファウンドの先行展示イベントは2026年9月26日~27日。そして10月3日~4日の期間で、全国16店舗にて開催される
9月26日~27日の先行展示イベント開催店舗のリスト
10月3日~4日の先行展示イベント開催店舗のリスト
先行展示イベントの期間限定購入特典について。詳細はイベントにて公開される

 新車だけでなく中古車もベースになることから、比較的短い納期で欲しいクルマを選べるだけでなく、自分のライフスタイルに合ったカスタマイズも施せるといったこの取り組みに興味のある人は、先行展示イベントでぜひ実車を確認してみてほしい。