ニュース
フォルクスワーゲン、高効率EV「ミッション・エフィシェンシー」 「XL1」を彷彿とさせるスタイルでCd値0.158を実現
2026年9月15日 13:13
- 2026年9月14日(現地時間)発表
独フォルクスワーゲンは9月14日(現地時間)、高効率EV(電気自動車)「Mission Efficiency(ミッション・エフィシェンシー)」を発表した。「世界で最も効率的なほぼ生産型の電気自動車」としている。
2013年のジュネーブショーで公開されたディーゼルPHV「XL1」を彷彿とさせるスタイルを持つミッション・エフィシェンシーの全長は4775mm、全高は1392mm。2+2のシートレイアウトを採用し、ラゲッジスペースの容量は481Lを確保した。
プロトタイプとして公開されたミッション・エフィシェンシーは3つの世界記録を樹立したといい、1つ目は公道を走れる認証を受けたモデルとしてCd値0.158を達成したこと。2つ目は上り坂がなく、68km/hの一定速度でエアコンなどを停止した状態で6.48kWh/100kmという低消費電力を実現したこと。そして3つ目は、こうした空力性能と低消費電力性能を備えたことで、同クラスで最も経済的で量産に近いEVであること。
走行テストではフォルクスワーゲンのドイツ開発センター(ヴォルフスブルク)をスタート地点とし、ポズナン(ポーランド)およびオルミュッツ(チェコ共和国)を経由してオーストリアの首都ウィーンまで1278.36kmを走行し、消費電力6.89kWh/100km(充電損失を含めると7.51kWh/100km)を達成。その際の平均速度は67.72km/h、最高速は138km/hで、容量54.9 kWhのバッテリは一度だけ充電を行ない、ウィーン到着時の航続可能距離は164.0kmを示していたという。
今回のミッション・エフィシェンシーについて、独フォルクスワーゲン乗用車ブランドのトーマス・シェーファーCEOは「ミッション・エフィシェンシーは電動化時代におけるフォルクスワーゲンの特徴を示す理想的な方法です。つまり、少数の人々だけでなく大衆のための技術です。専門技術を用いる代わりに、ID.PoloおよびID.Crossの手ごろな価格の量産技術を用いて、前輪駆動のMEB+プラットフォームを基にした車両で3つの世界記録を樹立しました。これは、最新世代の電気自動車にどれだけの効率を提供できるかを示しています」と述べている。






