オーディオテクニカ、カー用高級ケーブル6種
パワーケーブル、スピーカーケーブル、ラインケーブルなど

OFCパワーケーブル AT7703

2009年7月7日発売
8400円/1m(AT7703)
4200円/1m(AT7707)
2730円/1m(AT7712)
6090円/1m(AT7717)
1万3650円~(AT7725)
3万1500円~(AT7728)



 オーディオテクニカは、カーオーディオ用ケーブルとして、同社最高級ブランドである「Rexat(レグザット)」シリーズのパワーケーブル2種、スピーカーケーブル2種、ラインケーブル2種を7月7日に発売する。それぞれの価格は以下のとおり。

OFCパワーケーブル AT7703:8400円/1m
OFCパワーケーブル AT7707:4200円/1m
OFCスピーカーケーブル AT7712:2730円/1m
クワトロハイブリッドスピーカーケーブル AT7717:6090円/1m
OFCラインケーブル AT7725:1万3650円~
クワトロハイブリッドラインケーブル AT772:3万1500円~

OFCパワーケーブル AT7707

 OFCパワーケーブルのAT7703とAT7707は、有害な振動を減衰する「ハイブラー」+「マグネシウムウィスカー」+「レオストマー」の「トリプルハイブリッドインシュレーションシステム」と、OFC(高純度無酸素銅)導体を採用した電源ケーブル。静かな音場、明確な定位、広いレンジ感、量感のある低音を実現すると言う。耐熱PVCシースで覆うことで耐熱温度は106℃になる。

 AT7003が外径13mm、許容電流110A、導体断面積19.9sq、導体集合径 約7.0mmでAWG:4相当。AT7707は外径10mm、許容電流75A、導体断面積8.7sq、導体集合径 約4.3mmで、AWG:8相当になる。

OFCスピーカーケーブル AT7712
クワトロハイブリッドスピーカーケーブル AT7717

 OFCスピーカーケーブルのAT7712とクワトロハイブリッドスピーカーケーブルAT7717は、トリプルハイブリッドインシュレーションシステムを採用した、フルレンジ、ツイーター、スコーカー、ウーファー用スピーカーケーブル。耐熱温度は90℃。また、外皮の形状を工夫することで、触っただけで+と-が区別できるようになっている。

 AT7712はOFC導体を採用し、静電容量は28pF/m、直接抵抗が11mΩ/m、導体断面積 1.9sq、導体集合径 約1.7mmでAWG:14相当になる。

 AT7717は金クラッド線+6N-OFC+PCOCC+OFCのクワトロハイブリッド導体を採用。静電容量は28pF/m、直接抵抗が9mΩ/m、導体断面積 2.2sq、導体集合径 約1.8mmでAWG:14相当になる。

OFCラインケーブル AT7725
クワトロハイブリッドラインケーブル AT772

 OFCラインケーブルのAT7725と、クワトロハイブリッドラインケーブルのAT772は、有害な振動を減衰する「ハイブラー」+「マグネシウムウィスカー」+「チタン入りレオストマー」+「ハネナイトスタビライザー」のクワトロハイブリッドインシュレーションシステムを採用。銅テープ+OFC編組シールドの2重シールドとし、ピンプラグには作業性と剛性を重視した小型メタルピンプラグを採用。金メッキコンタクトで耐久性と信頼性の向上を図っていると言う。耐熱性は最大90℃。

 AT7725は導体にOFCを採用。芯線抵抗は41mΩ/mで許容電流は90pF/mとなる。AT7728は、導体にクワトロハイブリッド導体を採用。また、殊精密加工の中空ホットピンにガラス繊維入りPBTを充填、不要振動を抑えることで音質向上を図っている。芯線抵抗は24mΩ/mで、許容電流は46pF/m。

 AT7725とAT772は0.7m/1.3m/2.0m/3.0m/5.0mとAT7725のみ6.0mが用意されるが、いずれも3.0m以上は受注生産となる。

(瀬戸 学)
2009年 6月 23日