日産、駐車アシスト機能など追加した「アラウンドビューモニター」
7月13日発売の「スカイライン クロスオーバー」に搭載

スカイライン クロスオーバー

2009年7月9日発表



 日産自動車は7月9日、駐車支援システム「アラウンドビューモニター」に、3つの新機能を追加し、新型「スカイライン クロスオーバー」(7月13日発売)に搭載すると発表した。

 アラウンドビューモニターは、2007年10月に世界で初めて「エルグランド」に搭載されたもので、運転席のディスプレイに自車を上から俯瞰したような映像を表示することで、よりスムーズな駐車を可能にするもの。

 今回は新機能として、目標駐車枠を設定すると、トップビュー画面と音声で駐車手順を案内する「駐車ガイド機能」、前後に180度ワイドビューカメラを搭載し、見通しが悪い道での前進・後退をサポートする「フロント/リアワイドビュー機能」、いつも利用する見通しの悪い交差点などをカーナビに地点登録しておくことで、スイッチ操作なく自動的に前方映像の表示を可能にする「ナビ連動フロントワイドビュー機能」の3つの機能を追加。これらにより、さらに安心感の高い駐車・運転を可能にしていると言う。

目標駐車枠を設定すると、音声で後退開始位置やステアリング切り返し位置など、操作手順を音声で案内する「駐車ガイド機能」。切り返しが必要な狭い場所でも案内できると言う
フロント(写真左)、リア(写真中)でそれぞれ左右約180度の映像を表示可能な「フロント/リアワイドビュー機能」。リアの180度ワイドビューは世界初だと言う
見通しの悪い交差点などをカーナビ上で登録しておくことで、その登録地点に来ると自動的にフロントワイドビューを表示する「ナビ連動フロントワイドビュー機能」を世界で初めて搭載

(瀬戸 学)
2009年 7月 9日