自工会、7月の自動車生産実績と輸出実績を発表 生産、輸出ともに10カ月連続で前年同月を下回る |
2009年8月31日発表
日本自動車工業会は8月31日、7月の自動車生産実績と自動車輸出実績を発表した。
自動車生産実績では、7月の四輪車の合計は74万2284台で、前年同月の109万692台と比べ34万8408台、31.9%の減少。10カ月連続で前年同月を下回った。
その内乗用車は、普通車が34万8028台で20万9252台、37.5%の減少。小型四輪車が19万5472台で5万2392台、21.1%の減少。軽四輪車は10万85台で2万7352台、21.5%の減少。
トラックは、普通車が3万5956台で3万6941台、50.7%の減少。小型四輪車は1万8646台で1万3218台、41.5%の減少。軽四輪車は3万6310台で3510台、8.8%の減少。
バスは、大型が1003台で224台、18.3%の減少、小型が6784台で5519台、44.9%の減少となっている。
また、1~7月の生産累計は、406万3935台で、前年同期の714万9877台に比べ308万5942台、43.2%の減少であった。
7月の四輪車輸出台数は33万9652台で、前年同月の61万9174台と比べると27万9522台、45.1%の減少。こちらも10カ月連続で前年同月を下回った。
内訳では、 乗用車が30万5044台(内KD[ノックダウン]車1万2281台)で、前年同月比23万5506台、43.6%減。トラックが2万7082台(内KD車1万245台)で3万7222台、57.9%の減。バスが7526台(内KD車1060台)で6794台、47.4%の減となっている。
また、輸出金額では、車両分64億6234万ドル、部品分26億7406万ドルの総額91億3640万ドルとなり、前年同月の149億3040万ドルと比べ、57億9400万ドル、38.8%の減少となっている。
(瀬戸 学)
2009年 8月 31日