日産、「GT-R」を一部仕様変更 USB経由でドライビングデータをダウンロード可能に |
日産は、「GT-R」の仕様を一部変更し、12月7日より発売する。価格は、861万円~1575万円。
今回の仕様変更では、フロントサスペンションのショックアブソーバーのとスプリングの精度を向上させることで、より上質な乗り心地を実現したほか、リアサスペンションのラジアスロッドブッシュの剛性を高めることで、路面との設置感をダイレクトなものとしたと言う。また、冷却ダクト付きのSpecV用リアディフューザーをSpecV以外のグレードに採用したほか、全グレードにおいて通気抵抗の少ない六角メッシュの触媒セルを採用し、低中速域のエンジンレスポンスを向上させている。
そのほか、NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)から2010年1月ごろに発売される「データロガーキット(仮称)」を使うことで、さまざまなドライビングデータをダウンロードできる。ダウンロードしたデータはパソコンで閲覧可能と言い、このデータを使って自分の運転を解析することが可能になった。
また、4ダイバーシティアンテナを採用した地デジチューナー内蔵のHDDカーナビであるカーウイングスカーナビゲーションシステムを搭載。iPodなどとUSB接続が可能になっている。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
GT-R | V型6気筒 DOHC 3.8リッター | デュアルクラッチ6速AT | 4WD | 861万円 |
GT-R Black edition | 882万円 | |||
GT-R Premium edition | 924万円 | |||
GT-R SpecV | 1575万円 |
(編集部:谷川 潔)
2009年 10月 21日