仏Renaultは11月25日（現地時間）、Aセグメントコンパクトカー「トゥインゴ」のホットバージョン「トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノー・スポール」を発表した。欧州では2010年2月に価格が発表され、3月に発売される。

　やはりトゥインゴのホットバージョンであるトゥインゴ・ルノー・スポールの派生モデルで、よりクラシックかつスタイリッシュなエクステリアとインテリアが与えられている。

　「ゴルディーニ」は1960年代にルノーのチューナーとして活躍したブランド名。Renaultはゴルディーニ・ブランドの復活を宣言していた。

　トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノー・スポールの外装は、マルタ・ブルーと呼ぶ青のボディーカラーに、2本の白いレーシングストライプをひいたもの。「ゴルディーニ・シリーズ」のエンブレムと、白いフォグランプのガーニッシュ、ドアミラー、ルーフスポイラーがアクセントとしてあしらわれる。17インチアルミホイールのリムは青または黒で塗装される。なおボディーカラーはパールセント・ブラックも選べる。

ホイール・リムの色は青と黒が選べる

　インテリアは黒基調だが、シートのアクセント、ドアトリム、シフトノブとシフトブーツ、ステアリングホイールの一部、レブカウンターのケースを青とした。ステアリングホイールには2本の白いストライプも入る。

　エンジンは1.6リッター直列4気筒で、最高出力133HP。当然ルノー・スポールのチューンが施されている。このほかオートエアコン、オートヘッドライト、レインセンサー、クルーズコントロール、AUXとステアリングリモコン付き80W CDレシーバー、ティンテッドリアウインドーなど、プレミアムバージョンとしての装備が奢られている。