ブリヂストン、第3世代ランフラットタイヤをトヨタの新型「シエナ」に
「TURANZA(トランザ) EL400 RFT」を2010年2月に

TURANZA EL400 RFT

2009年12月3日発表



 ブリヂストンは12月3日、ランフラットタイヤ「TURANZA EL400 RFT(トランザ イーエル ヨンヒャク アールエフティー)」を、トヨタ自動車が2010年2月より北米で発売する新型「シエナ」の装着タイヤとして納入すると発表した。

TURANZA EL400 RFT

 TURANZA EL400 RFTは、ブリヂストンが第3世代のランフラットタイヤとして位置づけるタイヤで、タイヤのサイド部に「COOLING FIN(クーリングフィン)」を設けるとともに発熱を抑える新サイド補強ゴム「Nano Pro-Tech(ナノプロ・テック)」採用することで発熱をコントロール。サイド補強型のランフラットタイヤは、サイド部が通常のタイヤに比べ硬く厚くなりがちだが、熱をコントロールすることでより柔らかな構造にでき、乗り心地を改善している。

 なお、新型シエナに装着されるサイズはP235/55 RF18 99Tとなる。

サーモビジョンで見た0kPa時のランフラットタイヤ。左がCOOLING FINなしで、右がCOOLING FINあり。青から赤にかけて温度が高いことを示す。COOLING FINありのタイヤでは発熱が抑えられているのが分かる

(編集部:谷川 潔)
2009年 12月 3日