光岡自動車、大蛇と卑弥呼に限定5台のリッケンバッカー仕様
ビートルズも愛用したギターメーカーとコラボレーション

特別仕様車 大蛇リッケンバッカー

2009年12月10日予約受付開始
卑弥呼リッケンバッカー:632万円
大蛇リッケンバッカー:948万円



 光岡自動車は、米国のギターメーカー「リッケンバッカー」(Rickenbacker International Corporation)とのコラボレーション企画として、特別仕様車の「大蛇 Rickenbacker」(オロチ リッケンバッカー)と、「卑弥呼 Rickenbacker」(ヒミコ リッケンバッカー)を、各5台の台数限定で発売する。12月10日より予約受付を開始し、価格は、卑弥呼リッケンバッカーが632万円、大蛇リッケンバッカーが948万円。

 大蛇と卑弥呼の特別仕様はそれぞれ、インテリアでは「ギターボディー風木目調パネル」「リッケンバッカーテイルピース刺繍入り本革シート」が、エクステリアでは「リッケンバッカーギターヘッド調エンブレム」が装備される。ボディーカラー、内装色は、ベースグレード車に準じる。

大蛇の「ギターボディー風木目調パネル」大蛇の「リッケンバッカーテイルピース刺繍入り本革シート」
卑弥呼リッケンバッカー卑弥呼の「ギターボディー風木目調パネル」と「リッケンバッカーテイルピース刺繍入り本革シート」

 リッケンバッカーは、1932年に世界初となるエレキギター「フライングパン」を製造・販売。1960年代には、ビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンらが愛用した事で世界に知れ渡るギターブランドへと成長。現在でも世界の有名アーティストに愛用されている。

 リッケンバッカーでは、手作りのギターにこだわっており、熟練の職人の手によって一本一本仕上げていると言う。今回のコラボレーションは、こうしたリッケンバッカーの職人魂と、光岡の手作りによる造形美や車作りへの想いが共感し、実現したものだと言う。

 さらにこの企画は、リッケンバッカーのファンクラブを中心に有志が集い結成した「リッケンバッカープロジェクト」の第1弾企画でもある。企画を進めている日本プロパティ開発では、今後リッケンバッカー製のギターのすばらしさを広めるためにPR活動を行い、企画商品のみならず「手づくり職人魂と音楽」をコンセプトとした「テーマ型ホテル」や「テーマ型カフェレストラン」の計画も進行するとしている。

(椿山和雄)
2009年 12月 9日