三菱自動車工業は12月24日、オンロードSUV「アウトランダー」をマイナーチェンジし、発売を開始した。価格は199万5000円～291万9000円。

　今回のマイナーチェンジでは、従来モデルの24E、24MSをベースに、環境性能に優れた2.0リッターエンジンを搭載する「20E」「20MS」を新たに設定。「環境対応車普及促進税制（エコカー減税）」に全車適合し、自動車取得税と自動車重量税は2WD（FF）車で75%減税、4WD車で50%減税される。

　ROADESTでも、同じく2.0リッターエンジンを搭載する「ROADEST 20MS」を2WD車、4WD車ともに設定した。これにより、すでにエコカー減税対象の2WD車（75％）に加えて4WD車も自動車取得税と自動車重量税が50％減税される。

　また、ROADESTは従来のスタイリングを継承しつつ、「プレミアム・スポーティ」をコンセプトにフロントフォグランプ、ヘッドライト、フロントフェンダー、フードを一新し、さらにリアバンパーのデザインを変更。また、サイドウィンドーモールやドアアウターハンドル、テールゲートガーニッシュはメッキ仕上げとしている。

　なお、今回のマイナーチェンジにより従来モデルで設定のあった「24E（2WD）」「24M（4WD）」「24MS（2WD/4WD）」「24G（2WD）」「ROADEST 24G（2WD）」は廃止されるなど、グレード設定の見直しが図られ、2.4リッターエンジン搭載車は4WDのみの設定となっている。

アウトランダー「20E」	アウトランダー「20MS」のインパネまわり	アウトランダー「20E」のシート