横浜ゴム、低燃費タイヤのラベリングを開始
「DNA dB super E-spec」「DNA Earth-1」から段階的に導入

ラベルには転がり抵抗性能(低燃費性)とウェットグリップ性能(安全性)のグレードが表示されるほか、地球に優しいタイヤを表現したアイコンが入る

2010年1月4日発表



 横浜ゴムは1月4日、業界自主基準の「低燃費タイヤ等普及促進に関する表示ガイドライン(ラベリング制度)」を1月より運用開始すると発表した。すでに発売している「DNA dB super E-spec」「DNA Earth-1」から段階的に導入し、同社の公式サイト上などで情報提供を行っていくと言う。

 ラベリング制度は、経済産業省と国土交通省が主導する「低燃費タイヤ等普及促進協議会」で取りまとめられた制度。転がり抵抗の低い低燃費タイヤについて消費者に適切な情報提供を行い、低燃費タイヤの普及促進を図るとともに空気圧管理の重要性や、温室効果ガス(CO2)の削減を目標としている。

 転がり抵抗性能(低燃費性)とウェットグリップ性能(安全性)をレベルごとに等級付けしてラベル化されるため、一目でタイヤの性能が理解できる。ラベルの詳細については、下記URLの「ラベリング制度とは」をご覧いただきたい。

(編集部:小林 隆)
2010年 1月 5日