ダンロップ、フラッグシップタイヤ「SP SPORT MAXX TT」「SP SPORT MAXX GT」
「東京オートサロン2010」でレース参戦車とともに先行展示

ダンロップ SP SPORT MAXX TT

2010年2月発売
オープンプライス



 住友ゴム工業(ダンロップ)は、高性能輸入車向けタイヤ「SP SPORT MAXX TT」と「SP SPORT MAXX GT」を、2月から順次発売する。いずれも非対称パターンを採用し、サイズはSP SPORT MAXX TTが全40サイズ、SP SPORT MAXX GTが全9サイズ(すべてドイツ製)で、価格はオープンプライス。

SP SPORT MAXX TTは非対称パターンを採用し、ランド比(溝以外のブロック部が占める面積)をIN側よりOUT側を高くすることにより、グリップ性能と排水性能を両立

SP SPORT MAXX TT
 SP SPORT MAXX TTは、日本とヨーロッパで鍛えられた最先端テクノロジーにより高い運動性能とウェット性能を両立する、新世代のグローバルフラッグシップタイヤ。非対称パターンの採用により、OUT側のブロックの面積をIN側より大きくすることでパターン剛性を最適化。これにより高い次元での高速安定性の実現と、ドライ&ウェット時のグリップ性能と排水性能を確保したと言う。

 また、コンピューターを用いたハイドロ・シミュレーションにより、高速走行時の高いスタビリティを実現したほか、MRT(マルチラジアストレッド)プロファイルと呼ばれる、トレッド面を異なる半径で滑らかにつないだパターンを採用。これにより、高速走行時やコーナリング時に広い接地面積を確保するとともに、高い操縦安定性を実現したとしている。

ハイドロ・シミュレーションにより、高速走行時の高いスタビリティを実現トレッド面を異なる半径で滑らかにつないだMRTプロファイル(直進走行時)トレッド面を異なる半径で滑らかにつないだMRTプロファイル(コーナリング時)

偏平率サイズ
30・35275/30ZR19 96Y ★
225/35ZR19 88Y ★
245/35ZR19 93Y ★
275/35ZR19 100Y ★
255/35ZR18 94Y ★
265/35ZR18 97Y ★
40275/40ZR19 101Y
225/40ZR18 92Y ★
235/40ZR18 95Y ★
245/40ZR18 (97Y) ★
255/40ZR18 95Y
275/40ZR18 99Y
215/40ZR17 87Y ★
245/40ZR17 91Y
255/40ZR17 98Y ★
215/50ZR17 91Y
215/45ZR17 91Y ★
225/45ZR17 94Y ★
235/45ZR17 97Y ★
245/45ZR17 99Y ★
205/45ZR16 87W ★
45245/45ZR19 98Y
225/45ZR18 95W ★
235/45ZR18 98Y ★
245/45ZR18 100Y ★
255/45ZR18 99Y
205/45ZR17 88W ★
50235/50ZR18 97W
245/50ZR18 100Y
205/50ZR17 93Y ★
225/50ZR17 (98Y) ★
205/50ZR16 87Y
225/50ZR16 92Y
55215/55ZR17 94Y
225/55ZR17 97W
235/55ZR17 103Y ★
205/55ZR16 91Y
215/55ZR16 97Y ★
225/55ZR16 99Y ★
60205/60ZR16 96W ★

★:EXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)

ダンロップ SP SPORT MAXX GT

SP SPORT MAXX GT
 同時に発売される「SP SPORT MAXX GT」は、高次元で高速ハンドリング性能を実現したハイパフォーマンスタイヤで、メルセデス・ベンツ「SL65 AMGブラックシリーズ」、アウディ「RS6」、BMW「7シリーズ」、ジャガー「XJ」など、各メーカーが誇る高性能車に純正装着されているモデル。








偏平率サイズ
25305/25ZR20
30235/30ZR20 ★
245/30ZR20 ★
265/30ZR19 ★
35275/35ZR20 102Y ★
235/35ZR19 91Y ★
245/35ZR19 (93Y) ★
255/35ZR19 96Y ★
45245/45ZR19 102Y ★

★:EXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)

ダンロップのブースイメージ

東京オートサロン2010で先行展示
 なお、SP SPORT MAXX TTとSP SPORT MAXX GTは、1月15日~17日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン2010 with NAPAC」で先行展示される。

 ダンロップブースのコンセプトは「The Origin DUNLOP」で、クルマ文化とともにおそよ120年間培ってきた技術力を、「世界のモータースポーツ」と「テクノロジー」を切り口に展開する。

 また、SUPER GTに参戦中の「DUNLOP SARD SC430」のほか、2001年のル・マン24時間レースにワークスとして71年ぶりに復帰し、3位に輝いた「Bentley Speed 8」、SP SPORT MAXX GTを純正装着する「SL65 AMG Black Series」を展示する。

 そのほか、ダンロップの先進的な技術である「環境技術」「安全技術」「快適技術」をガイド形式で紹介する「DUNLOPテクノロジーラボ」も用意される。

(椿山和雄)
2010年 1月 8日