プジョー、「207 CC」をマイナーチェンジ 従来よりも12万円のプライスダウン、モデル名称変更も |
207 CC Premium |
プジョー・シトロエン・ジャポンは、207シリーズのクーペ・カブリオレモデル「207 CC」をマイナーチェンジし、2月8日から発売する。
このマイナーチェンジに伴いモデル名称を従来の「207 CC」「207 CC Premium」から、ファブリック内装を採用したエントリーモデルの「207 CC Premium」、インテグラル・レザー内装を採用した上級モデル「207 CC Griffe」に変更。価格はいずれも12万円のプライスダウンとし、207 CC Premiumが299万円、207 CC Premiumが334万円。右ハンドルのみの設定。
今回のマイナーチェンジでは、フロントフェィスをはじめとする内外装の変更や、機能・装備面の充実を図った。
具体的には、フェイスデザインを両モデルともボンネット先端部分を落ち着きのあるデザインに変更。フロントグリルは、Premiumに水平に並んだクロームメッキラインを、Griffeに格子状アルミ調仕上げのグリル装飾をそれぞれ採用。そのほかサイドモール上部にクロームストリップをあしらうことで質感を高めるとともに、リアコンビネーションランプにLEDランプを採用することで視認性を向上した。
インテリアではセンターコンソール左右、エアコンルーバー周囲のダッシュボード・アクセントトリムのカラーを変更したほか、Griffeではシート以外のダッシュボード、シート・ドアトリムもレザー仕様とし、「ブラック」「アレザン」「オラン」の3色を選択可能とした。この3色のほかにも受注生産で対応するカラーも一部設定する。
装備面では、両モデル共通で盗難防止アラーム、運転席ワンタッチ式パワーウインドー、ボディー同色リアバンパー、クルーズコントロール、ワンタッチウインカーを搭載。さらにPremiumはオートヘッドライト、バニティミラー照明、自動防眩式ルームミラー、新デザインの16インチアルミホイールなどの装備も追加している。
どちらも1.6リッター 直列4気筒エンジンに4速ATを組み合わせる。
Griffeはシート、ダッシュボード、シート・ドアトリムもレザー仕様 | ファブリック内装のPremium |
(編集部:小林 隆)
2010年 2月 5日