鈴鹿サーキット、2010 F1日本グランプリの開催概要を発表 10月8日~10日開催。チケットの一般発売は5月16日より |
鈴鹿サーキットは3月5日、「2010 FIA F1世界選手権シリーズ 第16戦 日本グランプリレース」の開催概要を発表した。開催日は10月8日~10日。観戦チケットの発売は、モナコグランプリの決勝日となる、5月16日10時から順次発売されるほか、ローソングループ各種会員を対象として、ローソンチケットを通じた先行販売が5月1日10時より行われる。
●開催概要
大会名称:2010 FIA F1世界選手権シリーズ 第16戦 日本グランプリレース
公認:国際自動車連盟(FIA:Federation Internationale de l'Automobile)
社団法人日本自動車連盟(JAF:Japan Automobile Federation)
主催(プロモーター):株式会社モビリティランド
主催(オーガナイザー):鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)
後援:三重県、三重県鈴鹿市、鈴鹿商工会議所、鈴鹿市観光協会、鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会
会場:鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.807km)
日程:
10月8日:フリー走行
10月9日:フリー走行・公式予選
10日10日:決勝(15時スタート予定)
2010年のF1は、全19戦を予定しており、3月12日~14日開催のバーレーングランプリで開幕し、最終戦は11月12日~14日開催のアブダビグランプリ。日本グランプリは、後半戦の第16戦にあたる。
グランプリ名 | 開催日 | |
第1戦 | バーレーングランプリ | 3月12日~14日 |
第2戦 | オーストラリアグランプリ | 3月26日~28日 |
第3戦 | マレーシアグランプリ | 4月2日~4日 |
第4戦 | 中国グランプリ | 4月16日~18日 |
第5戦 | スペイングランプリ | 5月7日~9日 |
第6戦 | モナコグランプリ | 5月13日~16日 |
第7戦 | トルコグランプリ | 5月28日~30日 |
第8戦 | カナダグランプリ | 6月11日~13日 |
第9戦 | ヨーロッパグランプリ | 6月25日~27日 |
第10戦 | イギリスグランプリ | 7月9日~11日 |
第11戦 | ドイツグランプリ | 7月23日~25日 |
第12戦 | ハンガリーグランプリ | 7月30日~8月1日 |
第13戦 | ベルギーグランプリ | 8月27日~29日 |
第14戦 | イタリアグランプリ | 9月10日~12日 |
第15戦 | シンガポールグランプリ | 9月24日~26日 |
第16戦 | 日本グランプリ | 10月8日~10日 |
第17戦 | 韓国グランプリ | 10月22日~24日 |
第18戦 | ブラジルグランプリ | 11月5日~7日 |
第19戦 | アブダビグランプリ | 11月12日~14日 |
観戦チケットについては、発売初日の混雑を避けるため、一般発売開始日がエリアによって2分割され、東コースエリア(RED・BLUEゾーン)は5月16日10時~21日17時まで、西コースを含むすべてのエリアは5月23日10時からの発売となる。発売は、鈴鹿サーキットのインターネット販売Webサイト「鈴鹿F1チケットサイト」のほか、ローソン、ローソンチケットから行われる。
今年の観戦チケットでは、金曜日をグランドスタンド(V席)を除き自由席化。金曜日のみの当日観戦チケットも発売される。また、各観戦席の区分も細分化され、コースの見え方と価格を検討した上での購入ができるようになった。そのほか、子供席の価格を昨年の半額から用意し、女性専用のレディースシートがV1-2席に設けられている。
観戦エリア |
2010年のF1では、小林可夢偉選手がBMWザウバーF1から参戦することが確定しているが、その特別応援席をC2席に設置。小林可夢偉選手から「スケジュールは、まだ判りませんが、応援席に来てもらえた皆さんには、何かできるかもしれませんので、是非、レースを見に来てください。」とのメッセージが寄せられている。
観戦チケット料金一覧 |
駐車場については、鈴鹿サーキット正面の駐車場の台数を約1.3倍に拡大したほか、10月7日にも別途料金(1000円)を払うことで利用可能に。予約駐車場の申し込み方法については5月頃発表され、6月より申し込める。また、オートキャンプ場も昨年に引き続き設けられ、電源と無線LAN環境も用意する。申し込み開始日時は6月1日9時で、利用期間は10月8日~11日まで。電話による先着順で、1回の申し込みで2サイトまで申し込める(TEL:059-378-1111)。
サイト種別 | サイト数 | 料金(定員) | |
常設エリア | キャラバンサイト(上下水道、AC電源あり) | 5 | 7万円(4名) |
個別サイト(AC電源あり) | 10 | 6万5000円(4名) | |
グループサイト | 20 | 10万円(8名) | |
フリーサイト | 120 | 5万3000円(4名) | |
特設エリア | 第2オートキャンプ場 | 160 | 3万円(4名) |
鈴鹿サーキットでは、フリー走行日の前日となる10月7日から各種のイベントを開催。特別ピットウォークや、F1日本グランプリ前夜祭が開催される。現時点では詳細未定のイベントが多く、開催日に近づくにつれて詳細が決まってくるものと思われる。イベント一覧は下記のとおり。
イベント名 | 開催日 | 備考 |
特別ピットウォーク&サイン会 | 10月7日 | 募集人数9000人、8月より募集開始 |
ポルシェカレラカップ&フォーミュラチャレンジジャパン | 10月8日~10日 | |
ゲストステージ | 10月7日~10日 | GPスクエア内特設ステージ |
プレミアムオークション | 10月8日~11日 | GPスクエア内特設ステージ |
サポーターズコンテスト | 10月8日~10日 | GPスクエア内特設ステージ |
F1日本グランプリ前夜祭 | 10月9日 | グランドスタンド前特設ステージ |
遊園地イベント | 10月8日~10日 | ゆうえんち |
ファンミーティング | 10月11日 |
2010年のF1日本グランプリでは、観戦エリアの細分化でより目的のエリアのチケットが購入しやすくなったほか、金曜日の自由席化(グランドスタンド除く)、V2席やA1席などで一部ブラインドのある席をアウトレットシートとして35%~50%引きで販売するなど、大きな変更が行われている。鈴鹿サーキットによると「昨年寄せられたお客様の意見を反映した」とのことで、今後もより観戦しやすいF1日本グランプリにしていくと言う。
なお、各観戦エリアからの見え方に関しては、関連記事の「F1流し撮り講座 2009」を参照のこと。観戦エリア名が変わっているため、その点に注意して2010年のF1チケット購入のプランを検討していただきたい。
(編集部:谷川 潔)
2010年 3月 5日