三菱、北京モーターショーにSUV「ASX」など出展 プラグインハイブリッド車の「Mitsubishi Concept PX-MiEV」も |
三菱自動車工業は、4月23日に中国 北京市で開幕する「第11回 北京国際モーターショー(Auto China 2010)」(プレスデー:4月23日、24日、業者日:4月25日、26日、一般公開日:4月27日~5月2日)に、コンパクトSUV「ASX」(日本名:RVR)や、プラグインハイブリッド車の「Mitsubishi Concept PX-MiEV(ミツビシ コンセプト ピーエックス ミーブ)」など計10台を出展する。
展示されるASXは、2月に日本で発売されたRVRの中国仕様で、日本仕様の1.8リッター車と異なり、2リッターMiVECエンジンを搭載する。トランスミッションは、日本仕様と同じく6速スポーツモード付きのCVT。
Mitsubishi Concept PX-MiEVは、2009年の東京モーターショーでも展示された、エンジンをフロントに、モーターをフロントとリアに搭載するプラグインハイブリッド車。モーターのみで走るEVモードのほか、バッテリー残量が減った際には、エンジンを発電のみに利用するシリーズハイブリッドモード、高速走行時に、エンジンで前輪を駆動するパラレルハイブリッドモードと、3つのモードが用意される。また、必要に応じて後輪をモーターで駆動し4WDモードにすることができるほか、差動モーターで左右輪のトルク配分をコントロールするS-AWC(Super All Wheel Control)も搭載する。
Mitsubishi Concept PX-MiEV(東京モーターショー 2009出展時) |
そのほか、「ランサーエボリューション」(日本名:ランサーエボリュ-ションX)、「パジェロ」なども展示される。
(編集部:谷川 潔)
2010年 4月 9日