自動車用品小売業協会、トレッサ横浜で「サンドウィッチマンの洗車教室」

2010年4月17日開催
ジェームス トレッサ横浜店



 自動車用品小売業協会(APARA)は4月17日、「洗車の日」イベントを神奈川県 横浜市のジェームス トレッサ横浜店で開催。お笑いコンビ「サンドウィッチマン」によるコントと洗車教室で、洗車の楽しさをアピールした。

 洗車の日は、4月28日。APARA、全国自動車用品工業会(JAAMA)ほか7団体で構成するオートアフターマーケット活性化連合(AAAL)が、「ヨイ(4)ツヤ(28)」にかけて制定したもの。洗車の解説書「洗車ブック」を配布し、洗車グッズのプレゼントキャンペーンなどで、洗車用品の販売促進に繋げる。

 「洗車の日」イベントは、これら一連のキャンペーンで最大のもの。2009年はマックスイエローハット大宮宮原店で行われ、やはりサンドウィッチマンが出演した。

 今回の舞台となったジェームス トレッサ横浜店は、ショッピングモール「トレッサ横浜」内にあるカー用品店。トレッサ横浜はトヨタ自動車の物流拠点跡地に作られた大型ショッピングモールで、2700台収容可能な無料駐車場があり、トヨタ系列のディーラーが入居していることから、クルマでの来場者が多い。

 会場はジェームスのすぐ横にあるトレッサ横浜のイベント広場。ステージ前には洗車教室用の車両が2台置かれた。人気者のサンドウィッチマンが出演するとあって、朝9時の開場から多数の観客が並び、13時のイベント開始前には300名以上が詰めかけた。

ジェームス トレッサ横浜店朝9時の開場から、すでに場所取りが開幕30分前にはこの人出
ジェームス店内でも洗車グッズのディスプレイで洗車の日を盛り上げた
APARAが開幕の挨拶サンドウィッチマンが登場。各ショートコントの締めに「ジェームス!」のコール。来場者を自分たちのペースに巻き込んだ

 サンドウィッチマンのステージは「ラーメン」「取り立て」「ハイジャック」などおなじみのショートコントからスタート。トークとコントでひとしきり盛り上がった後、会場から2組の家族を選んで、ステージ前の2台のクルマを実際に洗いながら洗車教室を行った。

サンドウィッチマンの2人もエプロンを着けて洗車教室の始まり。先生はジェームス トレッサ横浜店の宮川店長(右から2人目)と、同店のカリスマ洗車用品担当の森田さん(右)会場から選んだ2組の家族が生徒にまずは水をたっぷりクルマにかける
バケツの水にカーシャンプーを入れて、かきまぜて泡立てる。バケツやスポンジなどのセットは980円から用意されている泡立てたシャンプーをスポンジにたっぷり含ませて、クルマを洗う最後にすすぎの水をやはりたっぷりとかける
セームタオルで拭き上げる車体の半分だけ洗ったクルマ。洗う前と後の違いがはっきり
会場で無料配布された「洗車ブック」。洗車のやり方や洗車グッズが紹介されている。「洗車大好き」というサンドウィッチマンの伊達みきおも興味深げ「洗車でデートもいいですね」
「クルマの後、おまえの体を洗ってやろうかなんてな」
「昼間で子供がいっぱいいるんだからやめて」
洗車教室の後は、5000円相当の洗車グッズ(写真中)を2000円で限定100セット販売。買うとサンドウィッチマンと握手できて、サンドイッチがもらえるサービス付き

 サンドウィッチマンと言えば、オートバックスセブンがスポンサードする「M-1グランプリ」で、史上初めて敗者復活戦から優勝したコンビ。「今日はイエローハットの社長さんやオートバックスの偉い人も来てて、気を遣うイベントですね。この業界の人たちは仲がいいらしいですよ」と、カー用品店業界への食い込みの深さをほのめかしたり、「僕たちのこと知ってますか?NON STYLEよりは面白いと思いますよ」「パンクブーブーに似てますねあの人」とM-1芸人絡みのギャグを出したりしつつ、会場を盛り上げた。

(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 19日