ホンダ、「シビック TYPE R」4ドアの生産を8月末で終了 |
本田技研工業は4月19日、ピュアスポーツモデル「シビック TYPE R」(4ドア)の生産を、2010年8月末で終了すると発表した。
シビック TYPE Rは、「人とクルマの一体感のある操るよろこびを追求したピュアスポーツモデル」として開発され、1997年にデビュー。2代目は生産国を英国に移したが、2007年3月に発売された現行モデルは再び日本の鈴鹿製作所で生産してきた。
TYPE Rの冠は、走る楽しさを徹底追求したレーシングテイストを味わえるスポーツモデルのみに付けられ、NSX(1992年)に初採用した。以降、インテグラ(1995年)、シビック(1997年)に設定してきたが、今回の発表により、TYPE Rモデルは英国ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドで生産されるシビック TYPE R EURO(3ドア)のみとなる。
シビック TYPE R(4ドア)は、最高出力165kW(225PS)/8000rpm、最大トルク215Nm(21.9kgm)/6100rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッターエンジンを搭載し、6速MTを組み合わせる。ボディーサイズは4540×1770×1430mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2700mm。重量は1260kg。
ボディーカラーはチャンピオンシップホワイト、スーパープラチナ・メタリック、クリスタルブラック・パール、プレミアムホワイト・パール、プレミアムディープバイオレット・パールの5色で、価格は283万5000円。
(編集部:小林 隆)
2010年 4月 19日