トヨタ、米運輸省への1637万ドルの制裁金支払いへ

2010年4月20日発表


 トヨタ自動車は4月20日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)に1637万5000ドルの制裁金を支払うことで合意したと発表した。

 同社は「問題となっている不具合については、誠実に調査し、適切な対応を取ってきた」「全世界のトヨタ関係会社や当局との情報共有にあたっては、改善の余地があると認識しているが、トヨタはこれまでに、安全問題への対応を避けるために不具合を隠蔽しようとしたことは無いと認識している」と主張しており、トヨタが法規を遵守しなかったというNHTSAの主張を否定しているが、論争の長期化と訴訟を避け、品質を確保するための体制強化に注力するために制裁金を支払うとしている。

(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 20日