専用フロントアンダーカバーなどがオプション設定される

　アウディ ジャパンは7月21日、SUV「Q7」に、V型6気筒3.0リッター スーパーチャージャーエンジンおよび8速ATを搭載した「Q7 3.0 TFSI クワトロ」を発売した。駆動方式は4WDで、ステアリング位置は右のみ。価格は772万円。

　新たに搭載されるエンジンは、これまでのQ7のラインアップ中最小排気量となるが、ダウンサイジングコンセプトに基づき、V型6気筒FSIガソリン直噴エンジンにスーパーチャージャーを組み合わせ、最高出力200kW（272PS）/4780-6500rpm、最大トルク400Nm（40.8kgm）/2150-4780rpmを発生する。

　制動時および一定速度時に運動エネルギーを電気エネルギーとしてため、加速時に使用するブレーキエネルギー回生システム、8速ATなどにより、10･15モード燃費はV型6気筒3.6リッターモデル比べ13％増の8.6km/L、CO₂排出量は13％減の270g/kmを実現。平成22年度燃費基準＋25％を達成し、エコカー補助金（環境対応車普及促進対策費補助金）対象車となった。

　また、SUVならではの精悍さと力強さを強調する、専用フロント/リアアンダーカバー、左右ステップ、フェンダーアーチプロテクションおよびテールパイプフィニッシャーをセットにした「オフロードスタイリングパッケージ」を新たにオプション設定した。

　これまでQ7は、V型8気筒4.2リッターの4.2 FSI クワトロ、V型6気筒3.6リッターの3.6 FSI クワトロをラインアップしていたが、今後は3.0 TFSI クワトロのみとなる。