三菱、「i-MiEV」の欧州仕様を2010パリモーターショーで初披露 価格は3万3000~3万5000ユーロを予定 |
三菱自動車工業は8月31日、パリモーターショー(プレスデー:9月30日~10月1日、一般公開日:10月2日~17日)で、電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」の欧州仕様を初披露することを発表した。
欧州仕様のi-MiEVは、2010年12月よりフランス、イギリス、ドイツなど14カ国で販売を始め、2011年度以降は販売国を順次拡大する計画だと言う。価格は約3万3000~3万5000ユーロ(または相当)とし、多くの販売国では政府補助金を差し引いた実質価格が3万ユーロ以下(または相当)となる予定。
日本仕様と比べ、外観では前後バンパーのデザインを変更し、安全性と安定感を高めており、内装ではインストルメントパネル中央部を変更し、居住性を改良している。また、機能面では、ASC(Active Stability Control)や、サイド&カーテンエアバッグを標準装備し、走行安定性と衝突安全性を向上させている。
欧州仕様ではインストルメントパネル中央部が変更されている(インテリアモデル) |
欧州仕様i-MiEVを含め、新開発ディーゼルエンジンを搭載した「ASX」(日本名:RVR)、「ランサー スポーツバック」(日本名:ギャラン フォルティス スポーツバック)、「アウトランダー」など12台(プレスデーは7台)を出品する。
(編集部:谷川 潔)
2010年 8月 31日