アウディ、11回目の屋外コンサート「Audi MUSIC meets ART 2010」を開催 |
アウディジャパンは8月28日と30日、神奈川県の箱根彫刻の森美術館で、「Audi MUSIC meets ART 2010(アウディ ミュージック ミーツ アート)」を開催した。
ミュージック ミーツ アートは、屋外に彫刻を展示する同美術館の緑陰広場の芝生の上で、夕方から開催されるコンサート。2000年から毎年、アウディジャパンが特別協賛している。
出演するアーティストは毎年異なるが、今年は女性ジャズピアニストの山中千尋さん率いる山中千尋トリオに、稲垣潤一氏が登場。山中さん、稲垣氏のオリジナル曲と、スタンダードナンバー合わせ、アンコールを含む10曲を演奏した。
抽選で無料招待された800名(各日。2日間で計1600名)が、夕暮れの箱根の涼しい風に吹かれながら、ライトアップされた彫刻と、ジャズとポップスのコラボレーション、そして山中さんと稲垣氏による楽しいMCを堪能した。
アウディがこのイベントに特別協賛するのは、今年で11回目。この種のイベントとしては長続きしていると言えるだろう。
その理由の1つは、アウディ・オーナーに夏の風物詩として定着し、毎年開催が期待されているからだと言う。アウディ・オーナーでなくても応募できるのだが、美術館の駐車場を見ると、なるほどそのほとんどはアウディ車。開催時間が迫った美術館周辺の道路まで、アウディ車で埋め尽くされたように見えるほどだ。
また、このコンサートがアウディのブランドイメージに寄与するところが大きく、これも定着の理由の1つだ。アウディを選ぶ人は、こうしたオトナのアート系イベントを好む、ということが、アウディというブランドを他の輸入高級車ブランドから際だたせているのだと言う。
2009年からは、コンサートの開催と来場者の移動によって排出されるCO242tを、アウディジャパンがオフセットしている。今年も行われたこの試みは、アウディの“エコ”な側面を照らし出す役割を、ミュージック ミーツ アートに与えている。
開演した18時には明るかった緑陰広場に夜の帳が下りる。ステージと彫刻がライトアップされた | ||
彫刻の森に展示されたアウディたち。アウディ車とアート作品のコラボレーションもこのイベントの楽しみの1つ。今年のスターはR8スパイダーだった |
(編集部:田中真一郎)
2010年 9月 2日