アウディ、オープン4シーターのSモデル「S5 カブリオレ」 A5 カブリオレは、2リッターの2.0 TFSI quattroに |
アウディ ジャパンは9月13日、オープン4シーター「A5 カブリオレ」のSモデル「S5 カブリオレ」を発売した。価格は939万円。あわせて、A5 カブリオレのエンジンを、V型6気筒3.2リッターの3.2 FSIから、直列4気筒2リッターの2.0 TFSIへと変更し発売した。価格は648万円。
S5 カブリオレは、S4を同じV型6気筒 DOHC 3.0リッター直噴スーパーチャージャーエンジンを搭載。最高出力は245kW(333PS)/5500-7000rpm、最大トルク440Nm(44.9kgm)/2900-5300rpmを発生。トランスミッションはデュアルクラッチATの7速Sトロニックで、駆動方式は4WD(クワトロ)。後輪左右にかかる駆動力の配分を路面状況にあわせて変化させる「リアスポーツディファレンシャル」、エンジンやステアリング、サスペンション特性を選択できる「アウディドライブセレクト」を搭載し、運動性能をA5 カブリオレより向上させている。
インテリアでは、カーボンアトラス デコラティブパネル、シルクナッパレザー採用のSスポーツシート、バング&オルフセン サウンドシステムを装着し、ステアリング位置は右/左を用意。Sモデルならではのスポーティで機能的なインテリアを実現していると言う。
ボディーサイズは、全長のみA5 カブリオレより10mm長い、4635×1855×1375mm(全長×全幅×全高)。ホイールベースは2750mm。
S5 カブリオレ | S5 カブリオレが搭載する、V型6気筒 DOHC 3.0リッター直噴スーパーチャージャーエンジン |
A5 カブリオレでは、エンジンを最高出力195kW(265PS)/6500rpm、最大トルク330Nm(33.7kgm)/3000-5000rpmのV型6気筒 DOHC 3.2リッター直噴エンジンから、最高出力155kW(211PS)/4300-6000rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1500-4200rpmの直列4気筒 DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンへと変更。
最高出力こそ下がっているものの、最大トルクは向上しており、フラットなトルク特性と優れた燃費性能が特徴だと言う。トランスミッション、駆動方式は変更なく、デュアルクラッチATの7速Sトロニックを介して、4輪を駆動するクワトロシステムを持つ。ステアリング位置は右のみとなる。
A5 カブリオレ |
(編集部:谷川 潔)
2010年 9月 13日