シトロエン、パリモーターショーで新型「C4」を発表 i-MiEVのOEMモデル「C-ZERO」やラコステとコラボしたコンセプトカーを出展 |
プジョー・シトロエン・ジャポン(シトロエン)は9月27日、パリモーターショー(プレスデー:9月30日~10月1日、一般公開日:10月2日~17日)に、新型「C4」や電気自動車「C-ZERO」、ラコステとコラボレーションしたコンセプトカー「シトロエン・ラコステ・コンセプトカー」などを出展すると発表した。
新型「C4」は、「クサラ」の後継にあたる5ドアハッチバックサルーンで、同社の主力機種に位置づけられる。ボディーサイズは4330×1790×1490mm(全長×全幅×全高)で、現行モデルより50mm長く、20mm広く、30mm高くなる。一部のモデルに、アイドリングストップ機構とエネルギー回生機構を備える「e-HDiマイクロハイブリッド技術」を搭載するとしており、同技術はC4ピカソのモデルチェンジを皮切りに、他シリーズにも搭載していくと言う。
現行モデルより少しだけサイズアップする新型C4 |
新型C4の一部モデルはe-HDiマイクロハイブリッド技術を搭載する |
また、三菱自動車工業の電気自動車「i-MiEV」のOEMモデル「C-ZERO」や、EVスポーツカーのコンセプトモデル「Survolt(サーボルト)」、プレミアム・コンパクトのDS3をベースにした2011年のWRC(世界ラリー選手権)参戦モデルのほか、アパレルメーカーのラコステとコラボレーションしたコンセプトカー「シトロエン・ラコステ・コンセプトカー」を出展。「自動車」「ファッション」「スポーツ」の要素を取り入れてデザインしたと言い、車両の各所にはラコステのロゴやマークが配置される。
C-ZERO | |
シトロエン・ラコステ・コンセプトカー |
そのほか、日々の生活や旅行を快適にする新しいサービスの提案として、専用Webサイトを活用した「シトロエン・ファシリティ」の紹介も行う。
シトロエン・ファシリティは、レンタカーの注文から3時間以内に注文した場所に車を届ける「コール・カー」サービスのほか、旅行プランの作成や手配を代行し、自動車、鉄道、飛行機、バスの中から最適な移動手段を提案するサービスを行っていくと言う。さらに、保険、サービス契約、地図のダウンロード、各種アクセサリなどを見られる専用ページが設けられ、シトロエンや協力企業など各分野のスペシャリストが最高のサービスや製品を提案するサービスも用意される。
(編集部:小林 隆)
2010年 9月 27日