エヴァンゲリオンレーシングのドライバー、松浦孝亮選手（中央）

　今週末（10月23日、24日）にツインリンクもてぎ（茨城県茂木町）で、SUPER GTの最終戦となる「MOTEGI GT 250km RACE」が開催される。そのプロモーションの一環として、エヴァンゲリオンレーシングの松浦孝亮選手と、レースクィーン2人がCar Watch編集部を訪ねてくれた。

　エヴァンゲリオンレーシングは、今年からSUPER GTのGT300クラスに参戦したチームにもかかわらず、SUPER GT第5戦SUGOでは3位に入り見事初表彰台を獲得した。レース場での人気も高く、ピットウォークなどではGT500クラスのチーム以上に多くの人を集めている。

　そのドライバーである松浦選手は、当初エヴァンゲリオンに対してそれほど興味はなく、その人気の高さに驚いていたほど。「ペアを組む嵯峨宏紀選手は、エヴァンゲリオンに詳しかったのですが、僕はそれほど。でも、今はDVDを見たりしていろいろ勉強しています」（松浦選手）と、ファンの期待に応えるべく努力をしていると言う。

　SUPER GT第6戦鈴鹿終了時のシリーズランキングは9位。トップとのポイント差が33点であったため、ギリギリチャンピオンの可能性は残っていた。しかし、前戦のSUPER GT第7戦富士がキャンセルとなり、代替レースも開催されないため、シリーズチャンピオンの望みは絶たれてしまった。

　最終戦となるMOTEGI GT 250km RACEでは、ウェイトハンデがなくなるのも大きな見どころ。松浦選手は、「最終戦のツインリンクもてぎでは、ガチンコレースになります。もてぎのコースレイアウトは、3位に入賞したSUGOと特性が似ている。僕らは横浜タイヤを履いているが、気温も低くなってきており、それも有利になる。作戦などにもよるかもしれないが、表彰台を目指す」と言い、言葉以上の自信が感じられた。

　GT300クラスは、トップから3位までが8ポイント以内に収まり、激しい戦いを繰り広げることが予想されている。また、エヴァンゲリオンレーシングも、自車に有利なコースや季節となったことで、上位チームとの争いを見ることができるだろう。

　なお、エヴァンゲリオンレーシングは、ツインリンクもてぎに販売ブースを設け、チームTシャツなどのグッズ販売を行う。興味のある方は、販売コーナーにも立ち寄ってみてほしい。

参戦初年度で好成績を残しているエヴァンゲリオンレーシング。最終戦の走りにも期待	式波・アスカ・ラングレー役の千葉悠凪さん（写真左）と、綾波レイ役の水谷望愛さん（写真右）。MOTEGI GT 250km RACEでは、真希波・マリ・イラストリアス役の和泉テルミさんも加わり、3人体制で参戦