三菱自動車、米家電量販店ベスト・バイと給電設備の業務提携 給電設備の製造はイートン・コーポレーション |
イートン・コーポレーション製の220V給電設備 |
三菱自動車工業の米国現地法人であるMMNA(ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ・インク)は11月18日、同国の家電量販店ベスト・バイ、電気制御製品や配電設備機器を手がけるイートン・コーポレーションと、電気自動車向け給電設備の設置サービスについて業務提携したと発表した。
三菱自動車は、11月17日(現地時間)に開幕した米国「LAオートショー」で北米市場向けの電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発表。今回の業務提携は、2011年秋に予定しているi-MiEVの本格販売に向けた動きとなる。
ベスト・バイは、i-MiEV購入者の自宅の電気配線や電圧などの調査を行うとともに、220V給電設備の設置・電気工事などの業務を担う。同社の2万人以上の技術者が、24時間体制で訪問サービスを提供していくと言う。
また、イートン・コーポレーションは220V給電設備を製造するほか、ディーラーの充電インフラの対応も行う。
なお三菱自動車は、LAショーで年末に販売を予定している北米市場向けの新型コンパクトCUV(クロスオーバー)「アウトランダー スポーツ」(日本名RVR)なども出品している。
(編集部:小林 隆)
2010年 11月 18日