AAAL、4月28日の「洗車の日」に関する説明会 2011年は動画による製品説明を実施 |
オートアフターマーケット活性化連合(AAAL)は1月28日、4月28日を“よいツヤの日”ということで「洗車の日」とし、4月1日~5月31日に、全国のオートバックスやイエローハット、ドライバースタンドなど加盟団体の販売店1700店舗でキャンペーンを行うと発表した。
AAALは、自動車用品小売業協会(APARA)や全国自動車用品工業会(JAAMA)、日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)、日本オートケミカル工業会(JACA)、全国二輪車用品連合会(JMCA)、日本自動車マフラー協会(JASMA)、日本フィルターエレメント工業会(JFA)の7団体が加盟する組織。自動車や2輪車向け用品の製造や販売にかかわる団体で構成されている。
オートアフターマーケット活性化連合 会長 住野公一氏 | 自動車用品小売業協会 会長 堀江康生氏 |
日本オートケミカル工業会 副理事長 棚橋公三氏 | 全国自動車用品工業会 副理事長 西脇保彦氏 |
洗車の日に関する説明は、AAAL代表住野公一氏から行われた。住野氏は、「洗車の日はAAALが市場の活性化を目的として2008年11月に制定した。今年で3回目の取り組みになる」と言い、洗車をきっかけにさまざまな製品の販売につなげていきたいと語る。昨年度と同様に、洗車用品の特徴や洗車方法を記した小冊子が配布され、店頭のPOPによる展開とあわせて、洗車をすることの楽しさを伝えていくと言う。
また、今年の洗車の日では、新たな取り組みとして、動画による用品解説を行う。動画はWebサイト「カー グッズ フォーカス」に掲載され、各洗車用品の使い方を見ることができるとした。
全国の加盟店舗で配布される小冊子。24万部を発行 | 洗車の日のキャラクター「洗うゾウくん」 | カー グッズ フォーカスを運営するフォーカスプロダクションの鈴木さとし氏 |
自動車用品小売業協会 会長でもありイエローハットの代表取締役である堀江康生氏は、「イエローハットでは、以前社内での事故がなかなか減らなかった。事故低減のために毎日営業車を洗車するという取り組みを行い、事故を減らすことに成功した」と述べ、ボディーを洗車することで、室内を掃除したくなり、室内がきれいになると気持ちが変わることで事故が減ったと、その体験を語った。
洗車の日は、販売面での貢献も高く、日本オートケミカル工業会の副理事長 棚橋公三氏は、「洗車の日ができるまで、ケミカル用品の市場は5%前後縮小してきた。初めて洗車の日を設けた2009年に下げ止まり、2回目の昨年は上回った」と言う。
堀江氏は、曜日や天候の問題もあって一概には昨年と比べるのは難しいとしながら、「販売面での手応えもあり、洗車の日に取り組んでいく」とした。
(編集部:谷川 潔)
2011年 1月 28日