国交省、高速道路の無料区間を329km追加、大型車の夜間無料化も
平成23年度 高速道路の原則無料化社会実験計画(案)

2011年度(平成23年度)の高速道路無料化社会実験区間。全日全車

2011年2月9日発表



夜間大型車無料化社会実験区間

 国土交通省は2月9日、「平成23年度 高速道路の原則無料化社会実験計画(案)」を公開した。

 現在、高速道路無料化社会実験は2010年6月28日0時に始まった37区間1652kmで行われている。2011年度(平成23年度)は、これらの区間に加え、全日全車の無料化区間を6区間329km延長すること、夜間(22時~翌6時)のみ大型車が無料となる5区間1493kmを新たに設けることなどが盛り込まれている。

 なお、沖縄自動車道については、休日は無料、平日は5割引とする案が沖縄県から出ており、6月以降料金を見直すとしている。

 いずれも実験期間は2011年6月~2012年3月を予定している。


全日全車の無料化社会実験区間

道路名区間名供用延長
道東自動車道夕張~占冠35km
秋田自動車道秋田中央~北上JCT114km
舞鶴若狭自動車道小浜~小浜西12km
米子自動車道米子~落合JCT67km
大分自動車道日出JCT~大分22km
宮崎自動車道えびのJCT~宮崎81km

物流効率化のための夜間大型車無料化社会実験区間

道路名区間名供用延長
道央自動車道千歳恵庭JCT~落部212km
東北自動車道青森~富谷JCT331km
磐越自動車道・
北陸自動車道
郡山JCT~米原JCT618km
北関東自動車道栃木都賀JCT~水戸南81km
九州自動車道鳥栖JCT~鹿児島252km

(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 10日