オリックス自動車は2月28日、東京都道路整備保全公社と共同で電気自動車（EV）を使用したカーシェアリング事業を実施すると発表した。時期は、3月1日～2013年3月31日まで。EVには日産自動車「リーフ」、三菱自動車工業「i-MiEV」の2車を導入する。

　オリックス自動車は、東京都においては、2010年3月からは荒川区、11月からは環境局と共同でEVカーシェアリング事業を開始しており、東京都道路整備保全公社と共同で実施することで、EVカーシェアリング事業を拡大する。

　新たに設置されるステーションは、錦糸町パークタワー、丸ノ内鍛冶橋駐車場、六本木駐車場、西新宿第四駐車場、上板橋駐車場の5個所で、各ステーションに急速充電器、200V普通充電器を1基ずつ設置し、EVを各1台配置。上板橋駐車場以外の4個所では、ハイブリッド車も配備し、短距離はEV、長距離はハイブリッド車という利用方法を推奨する。

　利用対象者は、オリックスカーシェア会員および公社職員（モデル事業実施駐車場のEV車両についてのみ）。利用料金は月額基本料金によりAプラン、Bプランの2プランがあり、学生であれば5年間月額利用料金無料の学生プランが用意されている。入会申込みや詳細については、オリックスカーシェアのWebページ（http://www.orix-carshare.com/）を参照のこと。

　なお、同社では「リーフ」でのカーシェアリング事業開始を記念し、利用登録手数料（5250円）、ICカード発行手数料（1000円）、月額基本料最大2000 円×2カ月がすべて無料となるキャンペーンを開催している。キャンペーン期間は2月24日～3月末日まで。オリックスカーシェアのWebページから申し込める。