富士スピードウェイ、周辺道路が全面復旧
4月30日~5月1日開催のSUPER GT第2戦に「大きな影響はなし」

富士スピードウェイの周辺地図。棚頭ICから東ゲートを結ぶ町道の復旧を受け、全面復旧を宣言

2011年3月10日発表



 富士スピードウェイは3月10日、一時不通となっていた周辺道路が全面復旧したと発表した。

 2010年9月に発生した台風9号により、富士スピードウェイのある静岡県駿東郡小山町周辺は記録的な豪雨に見舞われ、道路の陥没や土砂崩れするなど甚大な被害を受けていた。その後復旧作業が行われ、3月10日に国道246号線の棚頭IC(インターチェンジ)から富士スピードウェイ東ゲートを結ぶ町道(原向中日向線)が復旧したこと受け、今回の発表に至っている。

 富士霊園へ向かう町道と、東ゲートから西ゲートを結ぶ町道の一部については、現在も決壊場所を避けて通る臨時の迂回路となっているものの、4月30日~5月1日に行われるSUPER GT第2戦に大きな影響はなく安心して来場できるとしている。

 この一部迂回路も、5月末までに完全復旧する見込み。

3月10日に開通した原向中日向線の復旧個所(写真はいずれも3月9日撮影)富士霊園付近(写真左)と東ゲート付近(写真右)は現在も迂回路となっているが、5月末までに完全復旧する見込み

(編集部:小林 隆)
2011年 3月 10日