ユビークリンク、被災地の通行可能道路を知るアプリ「通れた道路」無料提供 Webサイトでも通行実績を公開 |
Webサイト「通れた道路」の地図 |
ユビークリンクは3月19日、Android用アプリ「通れた道路」の配布を開始した。価格は無料で、アンドロイト・マーケットからダウンロードできる。対応OSはAndroid 1.6以上。今後、iPhone版も提供する。
東日本大震災の被災地域周辺の、通行できる道路を知ることができるアプリ。同社のナビゲーションサービス「全力案内!ナビ」と、トヨタ自動車と共同運営するナビゲーションサービス「G-BOOK 全力案内ナビ」ユーザーの、走行実績のある道路を地図上に表示する。
また「通れた道路」アプリにも、スマートフォンの走行実績を発信する機能があり、このデータも活用される。
通行実績データは12日以降に累積されたもので、毎日更新される。20日現在、提供されているのは岩手県の盛岡市周辺、北上市周辺、宮城県の仙台市周辺、福島県の白馬石山周辺、相馬市周辺、いわき市周辺、茨城県のひたちなか市周辺。提供エリアは順次拡大する予定。
さらに、この通行実績マップはWebサイト「通れた道路」でも提供され、パソコンなどから閲覧できる。
(編集部:田中真一郎)
2011年 3月 20日