ホンダ、リチウムイオンバッテリー採用のIMAシステムをワールドプレミア 上海モーターショーで公開。「フィットEVコンセプト」も登場 |
本田技研工業は4月7日、中国 上海で開幕する「オート上海2011」(会期:4月19日~28日)の出展概要を発表した。
ブースでは、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)ハイブリッドシステムにリチウムイオンバッテリーを搭載した技術展示モデルを、世界初公開する。2011年に米国で導入予定の「シビック ハイブリッド」のIMAに、リチウムイオンバッテリーを採用することを明らかにしていたが、システム全体を公開するのは今回が初。従来型のIMAはニッケル水素バッテリーを採用していた。
また、昨年のLAオートショーで発表された電気自動車(EV)のコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」を、中国で初公開する。燃料電池車「FCXクラリティ」と同型のモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載し、最高出力92kW、最大トルク256Nm(26.1kgm)を発生。航続距離は160km以上、最高速144km/hとしている。
そのほか、次世代プラグインハイブリッドの技術展示モデル、2012年に中国で発売を予定しているハイブリッドカー「インサイト」「CR-Z」などを出展し、同社の環境技術をアピールする。
(編集部:小林 隆)
2011年 4月 7日