三菱、上海モーターショーに「コンセプト グローバル スモール」出展
燃費30km/Lを目指す世界戦略車

三菱 コンセプト グローバル スモール

2011年4月7日発表



2009年の東京モーターショーで公開された「Mitsubishi Concept PX-MiEV」

 三菱自動車工業は4月7日、中国 上海で開幕する「オート上海2011」(上海モーターショー、会期:4月19日~28日)の出展概要を発表した。

 ジュネーブモーターショーでワールドプレミアした「MITSUBISHI Concept Global Small(三菱 コンセプト グローバル スモール)」を、上海モーターショーにも出展する。

 三菱 コンセプト グローバル スモールは、2012年3月に稼動を開始するタイ新工場での生産を予定している次世代のBセグメントカー。駆動方式は2WD(FF)。アイドリングストップ機構やエネルギー回生システム、新世代CVTといった新技術を採用するとともに、空力性能や軽量化を徹底的に突き詰め、10・15モード燃費30km/Lを目標にしている。ジュネーブショーでは、欧州市場において1万ユーロ以下で発売することを明らかにしている。

 また、2009年の東京モーターショーで公開したプラグインハイブリッドシステム搭載のコンセプトモデル「Mitsubishi Concept PX-MiEV」や、ハイスピード・オフローダーをコンセプトとした「パジェロ スポーツ」などを参考出品する。

(編集部:小林 隆)
2011年 4月 7日