富士重工業は、スバル「インプレッサ WRX STI」シリーズが5月1日に、FIA（国際自動車連盟）のグループR4ホモロゲーションを取得したと発表した。

　グループR4は2011年シーズンから導入された規定で、グループN車両にFIA公認のキットを装着したもの。車体の軽量化、サスペンションの変更、冷却性能の向上が可能で、上位クラスとのマシンと競争できる戦闘力が期待されている。

　STI（スバルテクニカインターナショナル）は、グループR4仕様のインプレッサ WRX STIで2011年のインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジに参戦することをすでに発表している。

　R4キットはSTIのベースチームなどを通じて販売される。