| トヨタ、新型「ダイナ」「トヨエース」に新ディーゼルハイブリッド車 5速AMTを新たに採用 |
トヨタ自動車は6月15日、小型トラック「ダイナ」「トヨエース」の2t積系をフルモデルチェンジし発表した。発売は7月2日から。ダイナ、トヨエースとも日野自動車「デュトロ」のOEM車。
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| ダイナ、カーゴ・ワイドキャブ・ロングデッキ・フルジャストロー・2t積・ディーゼルハイブリッド車(シルバーメタリック、オプション装着車) | トヨエース、カーゴ・ワイドキャブ・ロングデッキ・フルジャストロー・2.0トン積・ディーゼルハイブリッド車 “Gパッケージ”装着車(シルバーメタリック、オプション装着車) |
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| ダイナのインテリア | ||
新型ダイナ、トヨエースは、新開発ディーゼルエンジン(85kW[N04C-UM]~132kW[N04C-UQ]まで、4仕様を用意)車、ディーゼルハイブリッド車、ガソリンエンジン車、LPGエンジン車をラインアップ。ディーゼルハイブリッド車は、アトキンソンサイクルの専用エンジンと、2ペダルの5速AMT(シングルクラッチAutomated MT)を採用。エンジンと駆動用モーター兼発電機の間にクラッチを配置し、モーターのみでも走行可能としている。重量車モード燃費は2t積車で12.2km/L、3t積みで11.6km/L。
通常のディーゼルエンジン車でも6速ATまたは6速MT、5速MTを採用。AT車にはアイドリングストップ機能を標準装備する。これらにより、ポスト新長期規制に適合し、NO4C-UQエンジン搭載車以外は平成27年度重量車燃費基準を達成。エコカー減税対象となり、ハイブリッド車は自動車取得税と自動車重量税が免税、ディーゼル車は75%減税となる。
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| 新開発のハイブリッドシステムに用いられる交流同期モーター | ハイブリッド車にはエネルギーの回生状況を示すモニターが備わる | |
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| フロントサスペンションは、ダブルウイッシュボーン式 | フロントディスクブレーキ | リアディスクブレーキ |
このほか、キャビンのスペース拡大、ドア開口部拡大、インストルメントパネルのデザイン変更、エクステリアのデザイン変更が行われている。
標準キャブ、ワイドキャブのほか、ルートバン、ダンプなどがラインアップされる。
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| 標準キャブ車 | ワイドキャブ車 |
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| ルートバン | ダンプ |
| ディーゼルハイブリッド車主要諸元 | ||
| キャブ | シングル・標準 | シングル・ワイド |
| デッキ | 標準・フルジャストロー | ロング・フルジャストロー |
| 全長×全幅×全高[mm] | 4685×1695×1980 | 6170×1995×2260 |
| ホイールベース[mm] | 2525 | 3430 |
| 前/後トレッド[mm] | 1400/1245 | 1665/1480 |
| 重量[kg] | 2430 | 2940 |
| 最大積載量[t] | 2 | 2 |
| エンジン | 直列4気筒4リッター直噴 | |
| 最高出力[kW(PS)/rpm] | 110(150)/2500 | |
| 最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 420(42.8)/1400 | |
| モーター | 交流同期 | |
| 最高出力[kW(PS)/rpm] | 35.7(48.5)/1024 | |
| 最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 333(34)/1024 | |
| トランスミッション | 5速AMT | |
| 重量車モード燃費[km/L] | 12.2 | |
| 駆動方式 | 2WD(FR) | |
| ステアリング | 右 | |
| 前/後サスペンション | ダブルウィッシュボーン/車軸式半楕円板バネ | 車軸式半楕円板バネ/車軸式半楕円板バネ |
| 前/後ブレーキ | ディスク/ディスク | |
| タイヤ | 205/70 R16 | 205/70 R17.5 |
| 定員[名] | 3 | |
【お詫びと訂正】記事初出時、駆動方式を誤って記載しておりました。正しくは2WD(FR)となります。お詫びして訂正させていただきます。
(編集部:田中真一郎)
2011年 6月 15日















