パイオニア、市販カーナビ初のEV専用カーナビ「AVIC-ZH09-MEV」 電力消費推定機能を搭載、スカウターモードにも対応 |
パイオニアは電気自動車(EV)専用カーナビ「サイバーナビ AVIC-ZH09-MEV」を、7月下旬に発売する。価格は24万6750円。
市販カーナビ初のEV用カーナビ。三菱「i-MiEV」を対象とする。
走行時の空気抵抗や回生エネルギーを考慮して、電力の消費量を推定する機能を搭載し、推定電力消費量の少ないルートを選べる「エコ・ルート探索機能」を備える。推定電力費用は「エコステータス マルチウィンドウ」に表示される。
また時間をかけたブレーキ操作の比率をドライバーに知らせ、回生エネルギーの生成を促す「eブレーキ」機能や、充電施設の検索機能を搭載する。
このほかの機能は「AVIC-ZH09」と同様。別売りのクルーズスカウターユニットによる実写映像ルート案内「ARスカウターモード」や、地図にない道を自動生成する「ロードクリエイター」、別売りのデータ通信専用通信モジュールとサーバー型検索を利用できる「通信検索」、プローブ交通情報「スマートループ渋滞情報」などの機能も搭載する。
地図データは3年間追加料金無しで更新が可能。PCからSDカードを介して更新することもできる。
ディスプレイはLEDのバックライトの7V型ワイドVGA(800×480ピクセル)。DVDプレーヤーとFM/AMチューナー、地デジチューナーを搭載する。オーディオの最大出力は50W×4。
本体サイズは178×167×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg。
(編集部:田中真一郎)
2011年 7月 6日