国交省、次世代情報サービス「ITSスポット(DSRC)」を東北で開始 全国の高速道路でサービス展開 |
国土交通省東北地方整備局とNEXCO東日本(東日本高速道路)は、東日本大震災によりサービス開始を延期していた東北地域のITSスポット(DSRC)サービスを8月12日から開始する。これにより、ITSスポットサービスが全国の高速道路で提供されることになる。
ITSスポットサービスは、道路に設置された「ITSスポット」とクルマ側の「ITSスポット対応カーナビ」との間で高速・大容量通信を行うことで、より広域の道路交通情報や画像を提供するなど、高度な情報サービスを実現するもの。
中日本や西日本、北海道地区では3月30日に、関東・新潟地区では7月14日にサービスが開始されていた。
なお、関東および中部地域の一般道でも、大雨等の災害対策上必要な一部区間において、今年度中にITSスポットサービスを先行実施する予定(山梨県、長野県、静岡県、三重県の計約20個所)。
(編集部:谷川 潔)
2011年 8月 11日