ベントレー、新型「コンチネンタル GTC」をフランクフルトショーで初公開 日本での販売価格は2640万円 |
英ベントレー・モーターズは8月24日(現地時間)、コンチネンタル GTのオープンモデル新型「コンチネンタル GTC」を、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日~14日、一般公開:9月15日~25日)でワールドプレミアすると発表した。フランクフルトショーで公開された後に各市場へ投入される予定で、日本での販売予価は2640万円。
2006年に導入された初代コンチネンタル GTCの後継モデル。
新型ではソフトタッチのレザーシートを17色、ウッドパネルを7種類用意。これらはハンドメイドで作られており、新型コンチネンタル GTCの大きな特徴点と言う。また、専用に開発された多層ファブリックルーフを採用するとともに、防音ガラスやボディー下部に吸音パネルを装備することで、遮音性はさらに高められた。
そのほか、インテリアでは後席レッグルームを広げるとともに、収納スペースの追加、タッチスクリーンインフォテイメントやオートマチック・シートベルトプレゼンターを標準装備。さらにネックウォーマーをオプション装備として新たに追加した。
詳細なスペックは公開されていないが、搭載するW12気筒6.0リッターツインターボエンジンは改良を受け、最高出力は従来から15PSアップの575PS(423kW)、最大トルクは50Nmアップの700Nmを発生するとしている。これにクイックシフトトランスミッションを組み合わせる。
また、前後のトレッドを拡大したことでサスペンションを再設定したほか、4輪駆動システムのトルク配分は従来の50:50から40:60とリア寄りの設定となり、コーナリング時のアンダーステアを最小限に抑えると言う。
(編集部:小林 隆)
2011年 8月 24日