点検・整備の重要さを訴える「2011自動車点検整備キックオフイベント」開催 タレント・楽しんごさんが“あなたの愛車にラブ注入!” |
国土交通省と自動車点検整備推進協議会は9月5日、都内で自動車の点検整備を推進する「2011自動車点検整備キックオフイベント」を開催した。お笑いタレントのペナルティ・ヒデさん、楽しんごさん、モータージャーナリストの飯田裕子氏が参加、「あなたの愛車にラブ注入」と唱え、クルマの点検・整備の重要さを訴えた。
“あなたの愛車にラブ注入!”で点検・整備の必要性を訴えた | お笑いタレントのペナルティ・ヒデさん、楽しんごさん | モータージャーナリストの飯田裕子氏 |
ヒデさんはアウトドアでのバーベキューが大好きで、人や荷物が積める大きめのクルマに乗っているというクルマ好き。「車検のほか、ガソリンスタンド行くたびにボンネットを開けてみてもらう。オイル交換もこまめにやっている。普段からのケアが大切」と話し、普段の点検・整備の姿勢を披露した。
ヒデさんは故障でクルマが止まってしまった経験や、走行中にタイヤが外れた経験を話し、日ごろからクルマの点検をして欲しいと訴え、「くるまの点検ってなあに?」の冊子を紹介。この冊子は会場で配られたほか、「自動車点検整備推進小冊子」として自動車点検整備推進協議会のWebサイトでもダウンロードできる。
イベントのメインは飯田裕子氏を交えた「自動車点検整備レッスン」。ボンネット内、クルマの外見、運転席に座っての3つの視点から、点検項目とその重要性を説明した。
飯田氏は、点検項目が書かれたパネルをめくりながら解説、見落としがちなウインドーウォッシャー液やタイヤ、ヘッドライトの球切れの点検が重要と訴えた。また「ゴムはナマ物」とし、タイヤの亀裂やワイパーブレードといった劣化に注意が必要なゴム製品の点検や、交換の必要性も分かりやすく解説した。
飯田氏の解説には、ヒデさんも楽しんごさんも理解を深めた様子。今度クルマを買う予定という楽しんごさんは「すごく勉強になって、いろんな細かいことまで教えていただいて“たくましんご”でした」と感想を話した。最後に「点検整備推進宣言」として自身のギャグをもじった“あなたの愛車にラブ注入!”を唱和し、イベントは終了した。
(正田拓也)
2011年 9月 5日