パナソニック、スマートフォンと連携可能なSDカーナビ「CN-S300D」 |
パナソニックは、16GBのSDHCカードに地図データなどを格納する「Sシリーズ」の新モデル「CN-S300D」を、10月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14万円前後。
7V型ワイドVGA液晶(800×480ピクセル)をモニターに採用した12セグ/ワンセグチューナー搭載2DINカーナビ。液晶モニターは、上位モデル「Hシリーズ」で使われる透過性の高いクリアパネルを採用し、さらなる高画質化を図っている。
CN-S300Dの発売と同時に、ぐるなび、るるぶDATA、Yahoo! JAPANの地点情報の検索が可能なAndroid端末向け専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」(無料)を公開。同アプリにより、グルメ情報、観光スポット、周辺検索などさまざまな施設をリアルタイムに検索、BluetoothでCN-S300Dに転送し、目的地に設定できる。検索地点はブックマークでき、後でリスト表示させることも可能。
ナビゲーション機能としては、付属のSDHCカードに1002エリアの詳細地図を収録するほか、渋滞データバンク情報と抜け道マップを収録し、快適なルート探索を可能にした。ワイドVGA専用地図を採用するとともに、通常のナビゲーション時に不要なボタンを表示させない「フルスクリーンマップ」機能を搭載し、視認性を高めている。
そのほか、「おまかせ」「有料優先」「一般優先」「距離優先」に加え、渋滞などによるストップ&ゴー低減や有料道路の料金を考慮した「eco」の5ルート同時探索が可能。また、走行状態から燃費管理や運転診断が可能な「ecoドライブアシスト」機能を搭載する。
AV機能では、エンターテイメント用として最大999曲収録できる4GBのSDHCカードが付属し、楽曲を高音質SD-Audio(AAC128kbps)で録音できる。また、iPod/iPhoneなどデジタルオーディオプレーヤーとの接続を可能にしており、付属のiPod中継ケーブルを使えばカーナビ側からiPodを操作できる。接続中は充電も可能。
そのほかDVDビデオ、DVD-R/RW、CD、CD-R/RW、MP3(CD)などに加え、WMA(CD)、VRフォーマットで記録されたDVD-R/RWにも対応する。
本体サイズは178×183×100mm(幅×奥行×高さ)、取り付け奥行寸法は165mm。重量は2.4kg。
(編集部:小林 隆)
2011年 9月 14日