ステルビオからライダーまでオーテック車が集結 AOG湘南里帰りミーティングが開催 |
毎年恒例となっているオーテックオーナーズグループ(AOG)・湘南里帰りミーティングが今年も開催された。これは、茅ヶ崎市に本社を持つオーテックジャパンが、同社が架装したクルマに里帰りしてもらおうと企画しているもので、湘南からほど近い大磯ロングビーチの会場には、全国から293台ものオーテック車が集まった。
中には、オーテックジャパンがイタリアのカロッツェリア・ザガートと共同開発した限定200台のオーテック・ザガート・ステルビオといった貴重なモデルから、最新のジューク アーバンセレクションまで様々なオーナー車が集まり、来場者同士で交流を深めていた。
全国から計293台のオーテック車が里帰りした | オーテック・ザガート・ステルビオ | |
ジューク アーバンセレクション |
さらに、発売前の「エルグランドライダー ブラックライン ハイパフォーマンススペック(プロトタイプ)」や、発売されたばかりの「セレナ ライダー ブラックライン パフォーマンススペック」などが展示されたほか、グループCカー・デイトナ24時間レース優勝車の「日産R91CP」や、オーテックジャパンが10周年の際に製作したレトロなスポーツセダン「A-10」、開発部門が中心となって製作したミッドシップのマーチ「MID-11」など、他ではあまり見ることのできないクルマも展示されていた。
そしてゲストには、今年もオーテックレースクィーンの美波千夏さんが来場。さらにサプライズゲストとして、当初は来ないとされていたMOTUL AUTECH GT-Rのドライバー本山哲選手も登場。実は同日お台場のモータースポーツイベントがブッキングされていたため、ミーティングには来られないとされていたのだが、本山選手がどうしても行きたいと交渉し、午前中だけ参加できる運びになったのだと言う。午前中だけという短い時間ではあったが、本山選手の周りには常に人だかりができており、ファンとの交流を深めていた。
そのほかにも、日産でスカイラインのエクステリアデザインをしていた西泉秀俊氏など、オーテックジャパンの開発陣も会場を訪れており、オーナーからの質問に答えたり、開発時の苦労話などをしていた。
会場にはブースも多数設けられ、モチュールやHKS、フジツボ、京商などの物販が行われたほか、レーシングエンジンの展示や、チューニングしたエンジンに直接触れられるなど、貴重な機会が設けられており、来場者はオーテックオーナーならではのこのチャンスを満喫していた。
(瀬戸 学)
2011年 10月 31日