日産自動車は7日（現地時間）、「ジュークR」が組み立てを完了し、シェイクダウンテストに入ったと発表した。

　ジュークRは、コンパクトSUV「ジューク」に、「GT-R」のV型6気筒3.8リッターツインターボエンジンと、6速デュアルクラッチAT、4WDシステムを搭載したワンオフモデル。Nissan Technical Centre for Europeとエンジニアリング企業のRMLが共同開発した。右ハンドル仕様と左ハンドル仕様が1台ずつ製作されている。

　完成したジュークRは、自動車エンジニアリング・コンサルタントのMIRAのテストコースで、すべてのシステムが正常に動いていることをチェックした後、限界性能をテストするためシルバーストーンサーキットに向かう。